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2010年8月7日 コゲラの会都立水元公園夜間観察会

  • お祭り状態
    暑い夏です。水元公園は夜を迎え風が心地よくなりましたが、林の中は湿度が高かったです。残念ながら昨年に続いてのノコギリクワガタ観察にはいたりませんでしたが、クツワムシの大量発生を確認できました。東京23区内ですよ。

環境浄化植物

  • 2010/5/10
    環境浄化植物「サンパチェンス」を一人でも多くの人に知ってもらうため、ここではサンパチェンスのことをちょっとだけ詳しく紹介していこうと思います。

第二回エコツーリズム

  • Park2odaiba_019
    2010年3月28日に実施された第二回エコツーリズムミステリーツアー(浜離宮庭園とお台場第六台場)のカワウ探求ツアーです。

第一回エコツーリズムin水元公園

  • Img_8958
    水元公園で行われたタカエコ・橋本プロの自然観察会の写真集です。

2009 かつしかっ子探検隊

  • Takasagowoodstock2009_017
    2009/10/10 荒川河川敷自然公園、天高く馬肥ゆる秋、秋空の下、かつしかっ子探検隊(葛飾区環境部環境保全課主催)が開催されました。 講師は、タカエコ(福岡清治郎)とプロ自然案内人の橋本浩基さんです。 当日のプログラム ・植物たちの越冬戦略 - くっき虫を探してみよう -  コセンダングサ・アメリカセンダングサ・オオモナモミ等多数 ・秋の虫観察  コオロギ・バッタ類、カマキリ等 ・秋のギフト  六つの部屋のある箱にグループ毎に色々な自然の贈り物を詰め込みました。

2009年8月8日 コゲラの会都立水元公園夜間観察会

  • ウスバカミキリ
    コゲラの会に講師として招かれたタカエコ。午後三時よりクヌギの木にトラップを仕掛けます。果たして結果は?

スプリングエフェメラル

  • アズマイチゲ
                       

わたしにできること

  • 省エネ家電の導入
    身近な工夫から新エネルギーを使用した大きな提言まで、エコカルタも含めて収録してあります。ぜひ、今から実行してください。

東京23区秋の鳴く虫観察会

  • カネタタキ
    東京23区内でも十数種の鳴く虫を楽しむことができます。 聞きなしは、習うより慣れろで、場数を踏むしかありません。 生息環境、住み分けを知っていればこの半分はわかります。 頭上の樹木にいるマンション族、これはアオマツムシだけです。 腰から頭くらいの中層の住人、これらは、カンタンとカネタタキだけです。残りのほとんどが地面にいるジベタリアンです。 秋の夜長をお楽しみください。

タカエコ映像集

世界の最新AFPBB Newsを写真付で記載

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事業者の環境への取り組み

都会のナチュラリスト入門講座ー土手・街のバッタたち

  • スズムシ
    バッタ・コオロギ・カマキリinTokyo23区

タカエコの都会のナチュラリスト養成講座・野鳥編

  • オシドリ
    都会の身近な自然を通して、一人前のナチュラリストに養成します ホームページトップに戻る時は、左上部のhttp://takaeco1.cocolog-nifty.com/をクリックして下さい!

タカエコの都会のナチュラリスト養成講座・虫たちの越冬戦略編PART1

  • アケビコノハ
    キチョウ 「凍て蝶」と寒々しい名前でよばれているのが「キチョウ」です。成虫越冬です。 ホームページトップに戻る時は、左上部のhttp://takaeco1.cocolog-nifty.com/をクリックして下さい!

タカエコの都会のナチュラリスト養成講座・街路樹編

  • ハナミズキ
    都会には、たくさんの街路樹があります。二酸化炭素の削減はもちろん、防火の延焼防止や交通事故を防ぐ誘導木として、また、騒音の緩和にも利用されています。何といっても私たちを楽しませてくれるリラクゼーション効果最高の贈り物です。 ホームページトップに戻る時は、左上部のhttp://takaeco1.cocolog-nifty.com/をクリックして下さい!

タカエコの都会のナチュラリスト養成講座・食い物編

  • アユ
    さあ、春間近です。春になると都会でも食べれる野草が採れます。ちょつと足を伸ばせば更に、おいしく食べましょう。食べれるものは何でも扱います。 ホームページトップに戻る時は、左上部のhttp://takaeco1.cocolog-nifty.com/をクリックして下さい!

タカエコの都会のナチュラリスト養成講座 むしたちの越冬戦略 PART2

  • クロナガオサムシ
    タカエコの都会のナチュラリスト養成講座 むしたちの越冬戦略 PART1には、本来51枚の写真が掲載してありましたが、サーバーとの相性が悪く、全部反映されませんので、こちらに半分移しました。 サムネイルの写真の上をクリックするとそのむしにいけます。 ホームページトップに戻る時は、左上部のhttp://takaeco1.cocolog-nifty.com/をクリックして下さい!

タカエコのナチュラリスト講座ー知ってて欲しい帰化動物たち

  • ワカケホンセンインコ
    多くの移入種が、帰化動物となって生態系に脅威を与えている現状を理解しましょう。 タカエコトッブページへは、左上アドレスをクリック!

都会のナチュラリスト入門講座ー都会のセミ事情

  • 羽化殻
    都会(東京23区)のセミは6種類 何がいるのかな? 2008年近況 5月の低温・多雨を受けて、アブラゼミ・ミンミンゼミが数を減らしています。湿地の好きなニイニイゼミは逆に数を増やしています。 ツクツクボウシも例年より一週間程、早く出ています。 出前講座の受付は、以下まで! takaeco1@w5.dion.ne.jp 2008年度は満杯でお受けできません。来年の予約は承ります。

動物たちの事件簿・生態系編

  • ハリネズミ
    生態系のピラミッド 底辺が狂ったり、最上部がいなくなったりで崩壊の危機。 見て、実証してください。 報告は、以下へ。 takaeco1@mcn.ne.jp

生物たちの事件簿

  • ツマグロヒョウモン
    人為的な行為によって、各地で様々な事件が勃発。

エコカルタ

  • グリーンコンシューマー
    WG 使使 WG

世界一不思議な場所・東京都上野不忍池

  • キンクロハジロの一団
     世界一不思議な場所、それは、東京都台東区上野の不忍池。 人々が、冬に渡来した冬鳥の鴨やユリカモメに餌付けをして、すっかり彼らは、警戒心を無くし、人間に媚びることで生活しています。 関連ページ http://takaeco1.cocolog-nifty.com/blog/2007/04/post_76bc.html

屋上緑化 -『ストップ! ヒートアイランド」

  • ガイアの夜明けより
    この100年で東京の平均気温は3.0℃上昇した。

サンゴ白化現象

  • ブダイとサンゴの関係
    サンゴ白化現象(はっかげんしょう)とは

首都圏近郊桜の名所

  • 千鳥ヶ淵
    東京近郊の桜の名所 サムネイルをクリックして下さい ホームページトップに戻る時は、左上部のhttp://takaeco1.cocolog-nifty.com/をクリックして下さい!

環境先進国

  • Pasta
    欧州を中心とする環境先進国のお話

ごみ問題

  • 携帯電話のリサイクル
    富士山がなぜ「世界遺産」の指定をうけられないのか? それは、「ごみ」が原因なのです。

ごみ問題

柴又小学校総合学習の時間

2007年 かつしかっ子探検隊

  • ムラサキツバメ
    葛飾区環境部の企画で区内の小学校のエコクラブをサポートするのが「かつしかっ子探検隊」。色々な企画でその道の専門家を招いて、隊員をサポートします。

街並みウォッチング

  • 街並みウォッチング終了
    知らない町を五感を使ってそぞろ歩き。

  • 森の木と牡蠣の養殖の関係
    地球上に存在する水の量約14億キロ立米のうち、海水が96.5%、淡水は2.5%で、陸地表面にある水(表面水)は10万キロ立米で、全水量の10,000分の1以下。

2007年 中央区環境講座

  • 2008年7月3日の講座1
    2007年8月18日の講座風景

葛飾区・自然環境レポーター・50の生物指標

  • ヒヨドリ
    2008年 葛飾区自然・環境レポーター研修 講師 タカエコ 環境カウンセラー 福岡清治郎 2008年9月1日 19:00 葛飾区ウィメンズパル二階視聴覚教室 ・50の指標生物 ・動物たちの事件簿 ・わたしのできること 2時間 http://www.city.katsushika.lg.jp/kurashi/141/014163.html

地球崩壊 - 人類への警鐘 -

  • UCLA サットン教授の講義
    2008年2月6日よりタカエコの小説が始まりました。不定期更新ですが、ご購読お待ちしています。

Google Earthの学習利用・講座利用の考察

  • フードマイレージ
    Google Earthの小中学校の総合的な学習の時間、多岐にわたる授業への活用、市民講座・環境講座への利用など、活用方法を考察していきます。新しい展開と手法なので、概略を紹介しますが、データが蓄積され次第、詳しい記述を書き足していきます。

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揺らぐリサイクル

2009年11月29日 (日)

強風には回らず倒れます 可倒式の風力発電、波照間島に

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Tky200911270173_2 完成間近になり、横倒しの状態で建設工事が進む可倒式風車=沖縄県竹富町の波照間島、林敏行撮影

 台風の強風被害を未然に防ぐ国内初の風力発電用の「可倒式風車」が、有人島では日本最南端の沖縄県・波照間(はてるま)島でほぼ完成し、稼働に向け準備が進んでいる。

 過去の台風で風車が倒れたり羽根が折れたりする被害を受けた沖縄電力が、総工費5億円で同島に2基を建設している。風車は高さ約38メートルで、長さ約16メートルの羽根が2枚ついている。台風接近など強風が予想されると、約40分かけて根元から倒す。

 約600人が住む同島の電力はディーゼル発電に頼るが、風車の完成後は通常時約5割、最大約8割を風力発電でまかなえる。同社は「燃料輸送コストや温室効果ガスの削減が期待でき、倒して作業できるためメンテナンスも効率化できる」とし、南大東島にも可倒式風車2基の建設を計画している。(Asashi.com)

「風車の音」健康への影響調査へ・・・環境省

 風力発電施設の風車の回転などで出る「低周波音」と呼ばれる音波が、人間の健康に及ぼす影響を検証するため、環境省は来年度から初の大規模調査に乗り出す。

 クリーンエネルギーとして期待される風力発電だが、近隣住民から体調不良の訴えが増加。人間の耳には聞こえにくい低周波音の影響が疑われるが、裏付けるデータがなく、同省は調査が必要と判断した。

 来年4月から4年計画で、国内のすべての施設1517基を対象にする。調査は、近隣住民への聞き取りなどから、不眠症や耳鳴り、手の震えなど健康被害の実態を把握。体調が悪くなる時間帯と風車の稼働時間との関係や、低周波音の発生レベルなどを継続的に測定する。住宅と施設との距離、気象条件などを考慮して、因果関係を探る。

 住民が不快と感じた低周波音を、実験室内で再現して多くの人に体験してもらい、体調不良と低周波音の関係を再検証する。

 同省は2004年、工場や工事現場から発生する低周波音に関しては、体調に影響を与える可能性の高い周波数の基準を示した。だが、風力発電施設の場合、風の強弱によって低周波音の周波数や強さが常に変化するため、工場の基準は適用できない。

(2009年11月29日03時08分  読売新聞)

2008年8月 4日 (月)

商社大手、欧で太陽光発電に積極投資 助成制度が追い風

Tky200808030276 三井物産がスペインで買収した太陽光発電事業=スペイン・カタルーニャ地方

 総合商社大手が、欧州で太陽光発電事業への投資を急いでいる。太陽光で発電した電力を、有利な条件で売れる助成制度を活用。環境意識の高まりを追い風に、日本に先行して拡大する成長市場で長期的な収益の柱に育てるねらいだ。

 三井物産は7月末、30%を出資する英投資組合を通じ、スペインのカタルーニャ地方で約100キロワットの発電設備を買収した。将来的には1460キロワットまで発電量が増え、約380世帯の電力を賄えるという。

 欧州では、太陽光発電による電力を電力会社などが割増価格で買い取ることを保証する「フィードイン・タリフ」(固定価格買い取り制度)が普及している。火力など既存の発電より割高な太陽光でも利益を出せるようになり、発電量が1メガワット(1千キロワット)を超える「メガソーラーパーク」の建設が相次ぐ。

 日本の商社各社は従来、国内メーカーとの取引を中心に太陽光発電の原材料調達から発電パネルの販売までを幅広く手がけてきた。経験の蓄えが、海外での太陽光発電事業でも生かせると見込んでいる。

 住友商事は5月、スペインのカナリア諸島で9メガワット規模の太陽光発電に乗り出すと発表した。総事業費は約85億円で、08年後半の操業開始を目指す。

 伊藤忠商事も5月、太陽光発電設備の開発を請け負うノルウェーのスカテック・ソーラー社へ13億円を出資。今後、ドイツやチェコ、ブルガリアなどで大型ソーラーパークを建設して販売する事業を始める。10年には、1年間で130メガワット規模の販売量を目指すという。

 「低炭素社会」を目標に掲げる日本政府も今後、太陽光発電への後押しを強めることが見込まれる。各商社は海外での経験を近い将来、国内へ「逆輸入」出来るとみて、電力会社などへ働きかける構えだ。(斎藤徳彦) Asashi.com

タカエコの提言

 まず、太陽光発電、電力の量り売り、そして、電力を貯蓄という三点を考える。太陽光発電に関しては、現在のゴビ砂漠にすべてひきつめれば地球の需給量の120%をまかなえると言われている。可能か、可能である。国際的なプロジェクトが立てば、砂漠との戦いだけで、しかし、別にここに設置する必要はない。

 設置に対して安価であれば民生部分の導入は加速する。新規分譲に対して助成と義務化も必要だろう。

 それに加え、電力会社の買い上げが、着実に、差別無く、電線の配備整備費用の自己負担などを国が手助けすれば相当数が参加する。

 電力の貯蓄の問題点は、未だに解決されていない。これに関しては、タカエコは特集を組むと思う。弊害もまだまだ疑問有りだが、有効なエネルギー供給源であることには違いが無く、ソーラーの無限のエネルギーをどれだけ活用できるかが今後の課題である。整備されている電線の利用、償却年数の保障など、問題は山積しているが、日本国政府は、今後、この問題に関して世界の模範となる主導性を発揮すべきで、関連産業に対するイニシアティブをとるべきで、商社のように右から左に流すという問題ではない。今後の主要産業になるのは間違いない。

タカエコ小 タカエコ Q タカエコ

2007年3月31日 (土)

(5)官民で販路拡大に挑戦

監視・規制強化と共に支援


島根県は、県内メーカーのリサイクル品の販路拡大を後押ししている(昨年7月、広島市内で開かれた環境展で。島根県提供)

 石原産業の土壌埋め戻し材に有害物質が含まれ、同社の元幹部ら2人が廃棄物処理法違反(不法投棄)の罪で起訴されたフェロシルト事件以降、産業廃棄物の再生利用をめぐる監視や規制がぐっと厳しくなった。三重県がフェロシルトをリサイクル製品に認定し、“お墨付き”を与えていたことが問題になったからだ。

 読売新聞の全国調査によると、リサイクル製品を認定し、その利用を促進する制度を設ける35道府県のうち半数近くの17府県が、認定基準や審査を厳しくする制度改正を行った。昨年は、審査の結果、認定しなかったり、業者側が審査途中で申請を取り下げたりしたケースも相次いだ。

 「再発防止はいいが、まともな業者がしわ寄せを受けている」。三重県名張市の廃棄物処理会社「名張環境センター」の菅尾孝作社長(66)は、いらだちを隠さない。三重県では、事件後の制度見直しで、業者に義務付けられる品質検査が年1回から4回に増え、業者負担の検査費用が年間約10万円から約50万円に増えた。「採算が合わない」などとして、業者が昨年認定を取り下げた製品は18件にのぼる。

 名張環境センターが取り下げたのは、建設残土に生石灰などを調合した改良土。埋め戻し材や宅地造成材として使う製品で、2002年5月に認定を取得した。水素イオン指数(pH)管理が新たに義務付けられ、工場設備改善が必要になった。200万円以上かかることがわかり、認定継続を断念した。

 菅尾社長は「リサイクル製品は利幅が小さい。リサイクルを進めるためには、認定だけでなく、製品が使われるための仕組み作りが必要だ」と注文する。

 島根県廃棄物対策課の金山毅主幹は「基準を厳しくする、抜き打ち検査をする、と一方的に業者の負担を大きくするだけでは、マイナス」と危惧(きぐ)する。同県は今年度、リサイクル認定製品の販路拡大のため、県内外で行われる展示会への企業の出展を支援する事業をスタートさせた。

 同県出雲市のコンクリート製品メーカー、イズコンは昨年9月、大阪市内の国際見本市会場で開かれた「2006NEW環境展」に出展。出展費用29万4000円を県が負担した。

 会場に設けたブースで、水中のリンを吸着させる自社のコンクリート製品の説明を行った阿部公平さん(28)は、「実績やコストが知りたい、裏付け資料がほしいなど、具体的な質問が集中した」と手応えを感じた。3日間で交換した名刺は700枚を超えた。福田康伴専務も「商談に結びつくのは1%ほどだろう。それでも、大半は初対面の方。商品を売り込むだけでなく、遠方の企業との技術提携に結びつけることができるかもしれない」と期待する。

 「リサイクル商品は危ない、と悪いイメージが広がったのでは」と、フェロシルト事件の余波を心配する声は、自治体、業界双方から上がる。

 健康や環境への悪影響を防ぎつつ、循環型社会を支えるリサイクルを進める――難題に挑戦する試みは続く。(おわり)

(この連載は編集委員・河野博子、生活情報部・室靖治、津支局・奥村圭、三戸慶太が担当しました)

(2007年2月24日  読売新聞)

2007年3月25日 (日)

(4)産廃の優等生 苦い教訓

保管場所誤り 健康被害


鉄鋼スラグの撤去の様子を見守る石井さん(愛媛県今治市で、室靖治撮影)

 黒っぽい砂状の鉄鋼スラグが、ダンプカーで運び出されていく。愛媛県今治市・津倉自治会長の石井礼一さん(71)は、その作業を見つめ、「撤去にこぎつけるまでは苦労の連続だった」と話した。

 鉄鋼スラグは、鉄鋼を生産する時にできる副産物で、主成分は石灰とシリカ(二酸化ケイ素)。国内では年間約4000万トンが出るが、産廃処分場に回るのは1%に満たず、ほとんどがセメントの原料やコンクリート骨材などに使われる優等生的なリサイクル資材。各省庁に環境配慮製品の使用を義務付けるグリーン購入法の「特定調達品目」に指定されている。

 43世帯、103人が暮らす津倉地区は、今治市から東に4キロ沖合の大島の西部にある。住宅地に接した小学校の校庭ほどの広さの湿地に、2005年11月から06年2月にかけ、計5万5000トンが搬入された。敷地一面に敷き詰めた上に、高さ約5メートルの山ができた。

 湿地を購入し、鉄鋼スラグの保管場所としたのは、「東武開発」(松山市、資本金1000万円)。大手製鉄会社から購入したスラグから道路の路盤材などの原料を作る「東方金属」(広島県呉市)の関連会社だ。

 ところが、06年初め、付近住民が「のどが痛い」「目がコロコロする」など健康被害を訴え始めた。3月、住民は「津倉環境を守る会」を結成し、撤去を求める嘆願書を県に提出。5月には、岡山大教授の協力を得て住民98人の健康調査も行った。目やのどの異常を感じる人が搬入開始直後と比べて2~3倍に増えた。1キロ離れた地域の住民に変化は見られず、鉄鋼スラグ搬入が原因と疑われた。

 住民側の動きに押され、東武開発は6月、敷地のボーリング調査を実施。その結果、スラグの撤去に踏み切ることを決めた。海水をためて塩を採る塩田の跡地だった敷地は、粘土層などが厚く、水がしみこみにくい地層と分かったからだ。

 鉄鋼スラグはアルカリ性が高く、粘膜や皮膚を刺激する。たまった雨水にスラグの高アルカリ物質が溶け、周辺大気中に拡散したとみられた。日本の土の多くは酸性で、スラグは土壌に吸着中和される。が、保管場所には水はけが良い場所を選ばなくてはいけない。

 「売買交渉の際、水を通しにくい土地であるという説明があれば、買わなかった。とはいえ、こちらも事前調査が不足していた」と住民との交渉窓口を務める上妻謙常務(63)は悔やむ。

 「有価物であり産業廃棄物ではない」として、住民と会社の話し合いを見守ってきた県の岡本靖廃棄物対策課長は、「広く使われているという安心感があり、健康被害は全く想定していなかった」と言う。

 リサイクル製品は取り扱いを誤ると周囲の環境や健康に悪影響を及ぼす、という苦い教訓が残された。産廃のリサイクルを進めるには、適切な情報提供が欠かせない。

 鉄鋼スラグ協会は昨年7月、前年に作成した1ページの「鉄鋼スラグ製品の管理に関するガイドライン」を8ページに拡充した。「(保管場所など)使用場所の現地調査をおこなうこと」など、取り扱い上の注意点を詳細に説明している。

 昨年12月半ばに始まった撤去作業は、4月ごろには完了する見通しだ。10億円を超える費用は、東武開発と東方金属が負担する。

(2007年2月23日  読売新聞)

2007年3月23日 (金)

(3)場当たりな県 力ない企業

頓挫したスダチかす再生


閉鎖され、ひっそりとしたエコシステムジャパン社の工場(徳島県東みよし町で、室靖治撮影)

  徳島県東みよし町の山あいに、工場はうち捨てられていた。「エコシステムジャパン」と社名が入る門柱に、立ち入り禁止と大書されている。

 昨年7月までは、肥料「味乃玉手箱」を製造していた。食品工場で汚水処理後に残る食品汚泥や近隣自治体の下水・し尿汚泥を発酵させて作る。だがエコ社は同月、約3億8000万円の負債を抱えて徳島地裁に破産を申し立てた。

引き金となったのは、県の産廃再生利用業者指定取り消し処分。産廃を確実に再生利用できると県が認めた業者は、産廃処理の許可を取らずに事業ができる。県は、同社が収益の大半を汚泥の処理受託料に頼っていた状況を見て、「実態は産廃の中間処理業と同じ。再生利用業の体をなしていない」と判断した。

 「担当が代わったとたん、県は手のひらを返したように態度を変えた。毎年我々の実績報告を見ていたはずなのに」。エコ社の元役員(69)は唇をかむ。

 エコ社の設立は、14年前。元自治体職員が、「汚泥の処理費が入り、肥料も売れ、赤字にならない」という知人の勧めで起業。1000万円を資本金にし、現在の場所に工場を構えた。

 12年前から昨年夏まで社長を務めた男性(57)は振り返る。「県は悪臭対策に困っていた時など、何かと親切に助言してくれた」

 産廃の減量・リサイクルに一役買うエコ社への県の期待は大きかった。徳島県警は97年、県特産品・スダチの搾りかすを山中に大量に埋めたとして、加工業者と地元農協を廃棄物処理法違反の疑いで書類送検した。このころ前社長は、県から搾りかすの処理策の相談を受けている。

 「スダチ農家や県のためになるならと、意気に感じた」と前社長。翌98年春には、県と町の職員計5人と前社長が北海道に行き、有力な処理策を視察した。「不法投棄が続けば大変と、ワラにもすがる思いだった」。視察メンバーの一人で当時県食料流通係長だった内山真弓・とくしまブランド戦略課長補佐は話す。

 導入が決まった1億2000万円の炭化炉設備は県中小企業振興公社(当時)が買い上げ、エコ社にローンで販売した。ところが稼働後、技術的な問題が判明し、スダチの搾りかすの受け入れはストップした。

 「肥料が思ったように売れなかった」。前社長は振り返る。技術的なつまずきに販路拡大の失敗が重なり、事業は頓挫した。

 農水大臣登録の汚泥発酵肥料は昨年度現在、全国に約850件あるが、うち約200件は生産されていない。日本土壌協会の猪股敏郎専務理事は「作物に合うよう品質を高めるなどの課題を克服できず、苦戦している企業は多い」と話す。

 産廃減らしを急ぐ自治体の期待と場当たり的支援。技術を開発したり販路を拡大できない企業の力不足。企業の試行錯誤を支援する仕組みも乏しい。

 徳島県内では今、数か所の農地に大量投入されたエコ社の肥料をめぐり、住民が撤去を求めている。

 吉野川の中州の一角(国有地)には、平均的な施肥量の30倍に当たる肥料が投入された。土地の借り主はエコ社の元役員。野菜を栽培し、肥料を宣伝する狙いがあったが、作物栽培の様子はない。周辺農家は悪臭を訴え、県廃棄物問題ネットワークの深田君代代表(62)は「肥料に含まれる重金属などによる環境汚染が心配。こんな大量投入は、産廃の不法投棄と同じ」と憤る。

(2007年2月22日  読売新聞)

2007年3月22日 (木)

(2)撤去も進まぬゴミの山

「堆肥原料」の建設廃材


木くずの山には、手のひらより大きいベニヤ板や、塗料で着色された木片も交じる(岐阜県山県市で、河野博子撮影)

 休耕田に、高さ1メートル近くまで、幅数センチ、長さ十数センチの木片が盛り上がる。木くずの“山”をよく見ると、赤や黄に塗ったベニヤ板、プラスチック片、緑やオレンジの被覆電線、白い電気コードも交じる。

 岐阜県山県市内の4か所、計2万8820平方メートル。岐阜市の造園業者「緑化保全」が11人の地権者から土地を借り、2002年ごろから、堆肥(たいひ)を作る「高熟成堆肥ヤード」とした。ところが同社は05年1月、岐阜地裁に破産を申し立て、木くずの山は放置されたままになっている。

 近所の女性(83)は、「うちは井戸水を飲んでいるから、何が入っているか心配」とため息をつく。女性の娘は、「業者が堆肥の見本を持ってきた時、『お花に使って下さい。お野菜にはやめてね』と言うので、不安を感じた」と言う。

 木くずは、産業廃棄物処理業の許可を持つ緑化保全の関連会社が建設廃材や伐採木から作り、緑化保全が購入した。このため、山県市は「木くずの山は、破産管財人が所有する財産で、有価物。破産管財人に早く撤去してほしい、とお願いしてきた」という。

 しかし、最近になって、「財産」が一転、「ゴミ」になる可能性が高まっている。昨年11月に破産管財人が行った調査で、「堆肥ヤード」から、環境基準を超える鉛が検出されたからだ。92検体を採取・分析したところ、最高で1リットル当たり0・035ミリ・グラムと、基準の0・01ミリ・グラムの3倍を超え、平均でも0・011ミリ・グラムと基準を上回った。

 破産管財人の山田徹弁護士に、木くずの山は「財産か、廃棄物か」と聞くと、「今は過渡期。どうするかは、検討中」と話す。関係者によると、同弁護士は「売却はあきらめざるを得ない」と県や市に伝え、撤去や費用負担の方法をめぐり、3者で協議が続く。

 04年12月、山県市議会の一般質問で、木くずの山が取り上げられた。「堆肥作りという名目を掲げているが、形を変えた産廃の投棄ではないのか」との疑問を抱いた寺町知正市議(53)の質問。市助役は「産廃ではなく有価物」としながら、「農地転用の手続きがとられておらず、農地法に触れる。市は手続きは不要としてきたが、誤りだった。撤去するよう業者に求める」と答弁した。

 「寝耳に水だった。撤去費用が6000万~1億円かかる。みなやる気をなくした」。議会答弁から1週間後の破産申し立ての背景を、緑化保全の関連会社役員は、こう証言する。

 岐阜市内で04年3月、岐阜県警の捜索により、産廃処理業者「善商」による全国最大規模の産廃不法投棄事件が明るみに出た。関連会社が木くずをつくる破砕場は、事件の現場から約6キロ。破砕場に搬入された木くずの原料は、04年4月~9月の半年間で、建設廃材1万8468立方メートル、伐採木9234立方メートルと、廃材が生木の約2倍に膨らんだ。事件摘発で行き場を失った建設廃材も運び込まれた、という。

 緑化保全に堆肥生産を軌道に乗せる意志、そして可能性はあったのか。

 木くずからの堆肥製造に詳しい業者は、「その方法では、堆肥製造は絶対に無理」と断言する。堆肥を作る場合に必要な県への届け出は、なかった。山県市の木くずの山から堆肥が作られ、販売された形跡はない。

(2007年2月21日  読売新聞)

2007年3月21日 (水)

(1)産廃か商品か 注目の法廷

フェロシルト事件


フェロシルトの撤去作業が続く愛知県瀬戸市幡中町の埋設現場(16日、谷之口昭撮影)

 大手化学メーカー、石原産業の田村藤夫社長(67)は、苦渋の表情で言葉を選びながら、語った。「有害物質が出て産業廃棄物だと指摘されたことは残念だ。だが、今でも優れたリサイクル商品だったと信じている」。大阪市内の本社で、改めて「フェロシルト事件」についての取材に応じた。「担当者のモラルの欠如が原因。社としても察知することができなかった」

 「リサイクル商品」とは、酸化チタンの製造過程で出る廃液を再生利用し、土壌埋め戻し材として開発したフェロシルトのこと。造成地で土と混ぜて使うと地盤がよく固まるなどと効果をうたい、販売した。2003年9月には、三重県が条例に基づくリサイクル製品に認定、同県や愛知、京都など4府県に計約72万トンが埋め立てられた。

 しかし、05年春、「リサイクルを装った産廃の不法投棄」との批判が高まる。埋め立て現場から環境基準を超える有害物質六価クロムなどが相次いで検出されたのだ。11月、三重県が同社や幹部を刑事告発した。

 関係する4府県警は05年12月、合同捜査本部を設置し、捜査を始めた。〈フェロシルト=産廃〉を立証し、「会社ぐるみの環境犯罪」の立件を目指した。

 だが、産廃の明確な定義はない。一見してごみでも、所有者らが「価値がある」と言えば、単純に廃棄物とは言い切れない。豆腐を作る過程で出来るおからが産廃にあたるかどうかが焦点となった裁判でも、最高裁判決は「その物の性質、排出の状況、取り扱い状況などを総合的に見て判断すべきだ」としたにすぎない。

 このため、捜査本部は同社がフェロシルトを販売する際、運搬業者らに販売価格の1トン150円を大幅に上回る3000円を「用途開発費」などとして支払い、実質は金銭を払って引き取ってもらっていたことや、在庫品を雨ざらしのまま工場敷地内に放置していた点から、「商品」ではないことを裏付けようとした。

 これに対し会社側は「フェロシルトはあくまで商品。製造工場で別の廃液を不正混入したため、有害物質が検出された」と主張。立証への決め手を欠いたまま時間が過ぎ、捜査幹部に焦りの色が濃くなった。

 昨年10月末、津地検の一室で行われた県警幹部との協議。担当検事は年長の幹部3人にこう切り出した。

 「『有害性』一本でいく。それ以外は無理だ」

 1か月後には、現場によっては不法投棄罪が時効になる。室内は緊張感に包まれていた。検察の考えはこうだった。

 「言い訳を許せば公判全体にも影響する。主観が入る余地のない『有害性』で、産廃であることを証明できる」。最終的な方針が決まった瞬間だった。

 翌11月、フェロシルトの有害性を認識していた同社元幹部ら4人を廃棄物処理法違反(不法投棄)の容疑で逮捕、うち2人を起訴。法人としての石原産業も起訴した。しかし、関与が疑われた田村社長については「有害性の認識がなかった」として立件を断念した。

 35か所に埋められたフェロシルトは現在、28か所で同社による撤去が終了したが、全量の撤去が終わるのは、2013年末の予定だ。3月に始まる公判で、検察が描いた構図を法廷がどう判断するのか。産廃とは何かが、改めて注目される。

                    ◇

 まっとうなリサイクルを進めるには、何が必要か。産業廃棄物の再生利用を巡る犯罪、挫折、失敗から考えたい。

(2007年2月20日  読売新聞)
 

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