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2010年8月7日 コゲラの会都立水元公園夜間観察会

  • お祭り状態
    暑い夏です。水元公園は夜を迎え風が心地よくなりましたが、林の中は湿度が高かったです。残念ながら昨年に続いてのノコギリクワガタ観察にはいたりませんでしたが、クツワムシの大量発生を確認できました。東京23区内ですよ。

環境浄化植物

  • 2010/5/10
    環境浄化植物「サンパチェンス」を一人でも多くの人に知ってもらうため、ここではサンパチェンスのことをちょっとだけ詳しく紹介していこうと思います。

第二回エコツーリズム

  • Park2odaiba_019
    2010年3月28日に実施された第二回エコツーリズムミステリーツアー(浜離宮庭園とお台場第六台場)のカワウ探求ツアーです。

第一回エコツーリズムin水元公園

  • Img_8958
    水元公園で行われたタカエコ・橋本プロの自然観察会の写真集です。

2009 かつしかっ子探検隊

  • Takasagowoodstock2009_017
    2009/10/10 荒川河川敷自然公園、天高く馬肥ゆる秋、秋空の下、かつしかっ子探検隊(葛飾区環境部環境保全課主催)が開催されました。 講師は、タカエコ(福岡清治郎)とプロ自然案内人の橋本浩基さんです。 当日のプログラム ・植物たちの越冬戦略 - くっき虫を探してみよう -  コセンダングサ・アメリカセンダングサ・オオモナモミ等多数 ・秋の虫観察  コオロギ・バッタ類、カマキリ等 ・秋のギフト  六つの部屋のある箱にグループ毎に色々な自然の贈り物を詰め込みました。

2009年8月8日 コゲラの会都立水元公園夜間観察会

  • ウスバカミキリ
    コゲラの会に講師として招かれたタカエコ。午後三時よりクヌギの木にトラップを仕掛けます。果たして結果は?

スプリングエフェメラル

  • アズマイチゲ
                       

わたしにできること

  • 省エネ家電の導入
    身近な工夫から新エネルギーを使用した大きな提言まで、エコカルタも含めて収録してあります。ぜひ、今から実行してください。

東京23区秋の鳴く虫観察会

  • カネタタキ
    東京23区内でも十数種の鳴く虫を楽しむことができます。 聞きなしは、習うより慣れろで、場数を踏むしかありません。 生息環境、住み分けを知っていればこの半分はわかります。 頭上の樹木にいるマンション族、これはアオマツムシだけです。 腰から頭くらいの中層の住人、これらは、カンタンとカネタタキだけです。残りのほとんどが地面にいるジベタリアンです。 秋の夜長をお楽しみください。

タカエコ映像集

世界の最新AFPBB Newsを写真付で記載

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地球を救え!

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事業者の環境への取り組み

都会のナチュラリスト入門講座ー土手・街のバッタたち

  • スズムシ
    バッタ・コオロギ・カマキリinTokyo23区

タカエコの都会のナチュラリスト養成講座・野鳥編

  • オシドリ
    都会の身近な自然を通して、一人前のナチュラリストに養成します ホームページトップに戻る時は、左上部のhttp://takaeco1.cocolog-nifty.com/をクリックして下さい!

タカエコの都会のナチュラリスト養成講座・虫たちの越冬戦略編PART1

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タカエコの都会のナチュラリスト養成講座・街路樹編

  • ハナミズキ
    都会には、たくさんの街路樹があります。二酸化炭素の削減はもちろん、防火の延焼防止や交通事故を防ぐ誘導木として、また、騒音の緩和にも利用されています。何といっても私たちを楽しませてくれるリラクゼーション効果最高の贈り物です。 ホームページトップに戻る時は、左上部のhttp://takaeco1.cocolog-nifty.com/をクリックして下さい!

タカエコの都会のナチュラリスト養成講座・食い物編

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    さあ、春間近です。春になると都会でも食べれる野草が採れます。ちょつと足を伸ばせば更に、おいしく食べましょう。食べれるものは何でも扱います。 ホームページトップに戻る時は、左上部のhttp://takaeco1.cocolog-nifty.com/をクリックして下さい!

タカエコの都会のナチュラリスト養成講座 むしたちの越冬戦略 PART2

  • クロナガオサムシ
    タカエコの都会のナチュラリスト養成講座 むしたちの越冬戦略 PART1には、本来51枚の写真が掲載してありましたが、サーバーとの相性が悪く、全部反映されませんので、こちらに半分移しました。 サムネイルの写真の上をクリックするとそのむしにいけます。 ホームページトップに戻る時は、左上部のhttp://takaeco1.cocolog-nifty.com/をクリックして下さい!

タカエコのナチュラリスト講座ー知ってて欲しい帰化動物たち

  • ワカケホンセンインコ
    多くの移入種が、帰化動物となって生態系に脅威を与えている現状を理解しましょう。 タカエコトッブページへは、左上アドレスをクリック!

都会のナチュラリスト入門講座ー都会のセミ事情

  • 羽化殻
    都会(東京23区)のセミは6種類 何がいるのかな? 2008年近況 5月の低温・多雨を受けて、アブラゼミ・ミンミンゼミが数を減らしています。湿地の好きなニイニイゼミは逆に数を増やしています。 ツクツクボウシも例年より一週間程、早く出ています。 出前講座の受付は、以下まで! takaeco1@w5.dion.ne.jp 2008年度は満杯でお受けできません。来年の予約は承ります。

動物たちの事件簿・生態系編

  • ハリネズミ
    生態系のピラミッド 底辺が狂ったり、最上部がいなくなったりで崩壊の危機。 見て、実証してください。 報告は、以下へ。 takaeco1@mcn.ne.jp

生物たちの事件簿

  • ツマグロヒョウモン
    人為的な行為によって、各地で様々な事件が勃発。

エコカルタ

  • グリーンコンシューマー
    WG 使使 WG

世界一不思議な場所・東京都上野不忍池

  • キンクロハジロの一団
     世界一不思議な場所、それは、東京都台東区上野の不忍池。 人々が、冬に渡来した冬鳥の鴨やユリカモメに餌付けをして、すっかり彼らは、警戒心を無くし、人間に媚びることで生活しています。 関連ページ http://takaeco1.cocolog-nifty.com/blog/2007/04/post_76bc.html

屋上緑化 -『ストップ! ヒートアイランド」

  • ガイアの夜明けより
    この100年で東京の平均気温は3.0℃上昇した。

サンゴ白化現象

  • ブダイとサンゴの関係
    サンゴ白化現象(はっかげんしょう)とは

首都圏近郊桜の名所

  • 千鳥ヶ淵
    東京近郊の桜の名所 サムネイルをクリックして下さい ホームページトップに戻る時は、左上部のhttp://takaeco1.cocolog-nifty.com/をクリックして下さい!

環境先進国

  • Pasta
    欧州を中心とする環境先進国のお話

ごみ問題

  • 携帯電話のリサイクル
    富士山がなぜ「世界遺産」の指定をうけられないのか? それは、「ごみ」が原因なのです。

ごみ問題

柴又小学校総合学習の時間

2007年 かつしかっ子探検隊

  • ムラサキツバメ
    葛飾区環境部の企画で区内の小学校のエコクラブをサポートするのが「かつしかっ子探検隊」。色々な企画でその道の専門家を招いて、隊員をサポートします。

街並みウォッチング

  • 街並みウォッチング終了
    知らない町を五感を使ってそぞろ歩き。

  • 森の木と牡蠣の養殖の関係
    地球上に存在する水の量約14億キロ立米のうち、海水が96.5%、淡水は2.5%で、陸地表面にある水(表面水)は10万キロ立米で、全水量の10,000分の1以下。

2007年 中央区環境講座

  • 2008年7月3日の講座1
    2007年8月18日の講座風景

葛飾区・自然環境レポーター・50の生物指標

  • ヒヨドリ
    2008年 葛飾区自然・環境レポーター研修 講師 タカエコ 環境カウンセラー 福岡清治郎 2008年9月1日 19:00 葛飾区ウィメンズパル二階視聴覚教室 ・50の指標生物 ・動物たちの事件簿 ・わたしのできること 2時間 http://www.city.katsushika.lg.jp/kurashi/141/014163.html

地球崩壊 - 人類への警鐘 -

  • UCLA サットン教授の講義
    2008年2月6日よりタカエコの小説が始まりました。不定期更新ですが、ご購読お待ちしています。

Google Earthの学習利用・講座利用の考察

  • フードマイレージ
    Google Earthの小中学校の総合的な学習の時間、多岐にわたる授業への活用、市民講座・環境講座への利用など、活用方法を考察していきます。新しい展開と手法なので、概略を紹介しますが、データが蓄積され次第、詳しい記述を書き足していきます。

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人を守る

2008年7月29日 (火)

ゴミ対策 日本が手本

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家庭ゴミであふれかえる処分場で、深刻なゴミ問題について語るニサコンさん(タイ、チョンブリ県で)

 ばたばたと風になびく白いレジ袋、腐敗した生ゴミのにおいが鼻をつく。タイ中部チョンブリ県にあるシラチャー市の埋め立て処分場は、周囲に張り巡らされた溝にまで野積みされた家庭ゴミがあふれていた。

 バンコクから南東に約90キロ・メートル。タイ湾に面した東京・中央区の半分以下の小さな市に約2万人が住む。1日30~40トン出るゴミは分別も焼却もされず、3台の車で10キロ・メートル以上離れた市外の処分場に運ばれる。

 同市衛生部門の職員、ニサコン・ウィウィクインさん(35)は、「ゴミはどうしたら減るのか」とつぶやいた。

 隣県に自動車関連産業が集まる工業団地ができ、漁村のシラチャー市は1990年代には、工場で働く従業員のベッドタウンに姿を変えた。タイ湾では家庭や農業排水に加え、船舶からこぼれ落ちたキャッサバの粉による海の富栄養化が進み、赤潮が発生した。

 2000年10月、企業に勤めていたニサコンさんは大量の魚が死に、魚の死臭が漂う同市の海岸で、「なぜこんなことが」と絶句した。その後、大学で学んだ生物科学を生かして環境を良くしたい、と市に就職した。

 その7年後の昨年、ニサコンさんは、北九州市で5か月間の研修を受けた。高度成長期の公害を克服した同市は1980年以降、アジアなど各国の自治体から今年3月で計4932人になる研修生を迎え、その経験を伝えてきた。

 隣の熊本県にある水俣市の水俣病資料館を訪れ、「経済成長ばかりを追いかけると、タイも大変なことになる」と怖くなった。

 研修の成果を70ページの報告書にまとめたニサコンさんが注目したのは、北九州や水俣で、行政を動かしたのはきれいな海や空を願う住民だったこと。「環境対策は、住民が主人公にならなくては」と考える。

 北九州市は今月、シラチャー市などに職員を派遣してゴミ処理実態について調査した後、担当者を招いて研修を実施する。途上国からは、ゴミ分野の技術協力の要請が増えている。

 処分場にあふれるゴミは、周囲の土壌を汚染するだけでなく、温室効果が二酸化炭素の20倍を超えるメタンを発生させる。ゴミ処分場から出るメタンは世界の温室効果ガスの3~4%にのぼるという。アジアの人口増加で、この割合が急増するとの指摘もある。

 気候変動対策のすそ野にあるゴミ対策。自治体間の協力が力になっている。(社会部 小坂剛、写真も) 読売新聞

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2008年7月26日 (土)

住血吸虫症 世界で2億人

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住血吸虫症の被害が問題となるマラウイ湖で、水浴びをする若者たち。正しい情報が普及しておらず、住民の危機意識は高くない(6月10日)=鷹見安浩撮影

 人体に入り込んだ寄生虫の卵が肝臓や膀胱(ぼうこう)の血管を詰まらせる。死に至ることもあるが、有効なワクチンはない――。アフリカ・マラウイにあるマラウイ湖の沿岸域で、「ビルハルツ住血吸虫症」と呼ばれる感染症が広がっている。

 湖畔の漁村チグムキレで、漁師たちが水揚げした魚を分け合っていた。魚に交じって網にかかった白っぽい巻き貝を次々と砂浜に捨てている。「魚の水揚げは10年前の半分。巻き貝ばかりが増えた。貝だけで網がいっぱいになる日もある」と漁師のグロスマンさん(28)は顔をしかめる。

 米ペンシルベニア州立大などの研究チームは昨年、「巻き貝を食べる魚」が過去20年で10分の1以下に激減する一方、学齢期の子供の住血吸虫症の感染割合が2・5倍に増えたという研究結果を発表した。

 住血吸虫の幼虫は、湖の水に触れた人の皮膚を破って血管に入り込む。巻き貝は、この幼虫を体内に宿し、増殖させる「中間宿主」だ。研究チームは、人口増による乱獲で住民の貴重なたんぱく源になっている「巻き貝を食べる魚」が減少→巻き貝の増加→感染率の上昇とのシナリオを描く。そのうえで、「魚の数を80年代以前の水準に戻す対策を講じれば、感染拡大を減らすことができる」と訴えた。研究は、感染症の増加が、生態系のバランスを保つ環境保全と密接に関連する構図を示した。

 世界保健機関(WHO)によると、住血吸虫症の感染者は全世界で約2億人。その大半は、衛生状態が悪いサハラ以南のアフリカに集中する。日本でも戦後しばらくは九州などに多数の患者がいたが、巻き貝の駆除などで制圧され、現在は新たな患者の発生はない。

 近年、マラウイでは洪水も続いた。住血吸虫症の感染者が多く住む湖畔のムワザマ地区では昨年1月、土に穴を掘ったトイレが流され、寄生虫を含む可能性がある汚物があふれ出た。

 人体内に産み落とされた住血吸虫の卵はし尿と一緒に排出され、排水を通じて湖に入る。ここで幼虫となり、水に触れた人の皮膚に入る。この連鎖を断ち切るには、し尿の適切な管理が欠かせない。感染症の防止はし尿処理や河川湖沼の水質保全とも関係する。

 住血吸虫症は「顧みられない感染症」(WHO)と呼ばれる。北海道洞爺湖サミットは「安全な水・衛生へのアクセス拡大などを通じ、感染症対策の支援に取り組む」と打ち出した。水域の生態系の回復と水質浄化を図る努力が求められている。(科学部 佐藤淳)読売新聞

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2008年7月25日 (金)

ダムより有益 簡易水路

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竹や木など地元の材料を使い、村人が協力して作った水路(6月11日、マラウイ・チャクタマジ村で)=鷹見安浩撮影

 アフリカ南部の内陸国マラウイ。首都リロングウェの北東50キロにあるチャクタマジ村の切り立ったがけに、水路がへばりつくように伸びる。U字形に編んだ竹製ネットの内側にビニールを張っただけの細長い水路は全長875メートルもある。

 地元の農業普及所長カイパニャマさん(42)は「村人60人が2週間かけて作った。材料は簡単に手に入るものばかり。新たに水を引くことで、畑を1ヘクタールも広げた。主食のメイズ(トウモロコシの一種)はもちろん、トマトやタマネギも作っている」と胸を張る。

 村人たちが毎日、交代で見回り、壊れた場所を修理する水路には、水がしっかりと流れていた。

 気候変動の深刻な影響を受けるアフリカ。たびたび干ばつに見舞われてきたマラウイには、かんがい可能な土地が約40万ヘクタールあるが、実際にかんがいされているのは6万ヘクタール。かんがい拡大による食糧増産は緊急の課題だ。

 簡易水路の水源は土のうで川をせき止めた上流の堰(せき)。水はここから枝分かれし、本流よりゆるい傾きに設計された水路をゆっくりと流れ下る。水源と耕地の落差を利用する「重力かんがい」と呼ばれる手法だ。

 技術指導に当たる国際協力機構(JICA)の岡田秀雄さん(48)は「コンクリートのダムのように、大量の水をためることはできないが、高い土地や離れた土地にも水が引ける。費用は格安で、工期も短期間」と説明した。

 首都の東40キロにあるチジンド村には、かんがい用水をくみ上げるディーゼルエンジン付きの外国製給水ポンプが放置されていた。欧米の援助で設置され、壊れた後、部品が国内で調達できず、使われなくなった。

 村長のチングォさん(68)は「ポンプで水をまいていた5ヘクタールの農地は使えなくなり、放棄されたまま。故障していなかったとしても、燃料の価格がこう高くなっては、動かせなかっただろう」とため息をついた。

 食糧農業機関(FAO)の報告書は、マラウイ国内のかんがいダムについて、「管理不十分で大半が機能していない」と、修理が困難な施設の問題点を指摘している。

 マラウイでは、JICAにより、この5年間で1000以上の重力かんがいを中心としたかんがい施設が新設され、2000ヘクタール以上の農地が開発された。首都近郊の村カチャクワラには、重力かんがいの水路に沿って黒土の畑が広がる。その光景は日本の里山そのもの。笑顔で落花生を収穫する女性たちの足もとで、赤トンボや蝶(ちょう)が羽を休めていた。(科学部 佐藤淳)読売新聞

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2008年7月22日 (火)

(下)森林復活 住民が主役

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苗木を準備する住民ら。今シーズンの植林がそろそろ始まる(6月16日、フィリピン・ペニャブランカで)=尾崎孝撮影

 石が転がる荒れた傾斜地に、マンゴーやインドシタンの幼木が数メートル間隔で植えられていた。「10年後には一面の森が広がるはず」。長老のエルネスト・シモンさん(74)が目を細める。

 フィリピンの首都マニラから北へ500キロ、ルソン島北東部の山あいの町ペニャブランカ。皇居15個分にあたる1772ヘクタールを3年で緑に変える植林が昨秋から始まった。環境NGO「コンサベーション・インターナショナル(CI)」(本部・米国)が技術指導を担当。1億7000万円の費用をトヨタ自動車が出す。

 フィリピンでは1970~80年代、日本向けラワン材輸出のため森林伐採が盛んに行われた。東京都と同じ20万ヘクタールの森が毎年消え、50年前に国土の半分を占めた森林面積は03年には24%、原生林は8%に減った。

 延長520キロのカガヤン川の上流の村々では、至るところで茶褐色の山肌がむき出しだった。「木を失った山の土壌は、雨で簡単に流される」とCIのスタッフが言う。森林減少に、気候変動により長期化した雨期や激化した台風が重なり、水害は深刻化している。

 フィリピンで政府・企業が主導した植林には失敗例も多い。CIの植林地に隣接する国の植林地は継続的管理がなく、植えて152008070331815161n年たつのに幹が細い。植林地から追い出された住民による放火もあちこちで起きた。

 ペニャブランカでは、住民が植える樹種を決め、森を管理する。植林木は3か月ごとにチェックされ、枯れていなければ1本につき1・5ペソがCIから住民に払われる。住民の自警団も植林地を巡回する。

 森林減少と気候変動による被害の増幅は、世界各地で見られる。アフリカ・ナイジェリアでは人口増による森林減少が砂漠化を押し広げ、森林破壊が続くインドネシアでも洪水や地滑りが多発している。

 南米やアジアの熱帯林破壊が問題化したのは80年代。食糧農業機関(FAO)によると、世界の森林は90~05年、年700万~800万ヘクタールのペースで減り続ける。これに伴う二酸化炭素排出は58億トン。排出全体の2割を占めるが、植林は年250万ヘクタールに過ぎない。

 「住民が主役の植林」を目指すペニャブランカ。途上国の植林に詳しい関良基氏は「先進国のNGOなどが収穫した果物のブランド化や販売の手助けも行えば、貧困と伐採の悪循環が断てる」と期待する。

 北海道洞爺湖サミットでも、人が森をはぐくみ、利用しつつ守る「持続的森林経営」の重要性が確認される見通しだ。

 この連載は、編集委員・河野博子、科学部・佐藤淳、片山圭子、社会部・小坂剛、地方部・高倉正樹が担当しました。(読売新聞)

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2008年7月21日 (月)

(中)侵食続ける燃料農場

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スワジランドに広がるジャトロファのプランテーション。中央の道を挟み、左側がバイオ燃料原料のジャトロファ。右側はメイズ畑(6月16日、スワジランド・フルティで、本社チャーター機から)=鷹見安浩撮影

 アフリカの小国スワジランドの町フルティの丘陵地に東京ディズニーランドの20倍に当たる1000ヘクタールのプランテーションが広がる。等高線に沿い、しま模様を描くのはバイオ燃料の原料「ジャトロファ」だ。

 英国のバイオ燃料メーカー「D1オイルズ」の名を冠した、立ち入りや撮影を禁じる警告板が立つ。プランテーションを経営するのは、英国の石油メジャー「BP」との合弁企業。昨年6月に設立され、1億6000万ドルを投資してジャトロファの作付面積を東京都の約5倍の100万ヘクタールに広げる計画だ。

 「乾燥に強く、雨が降らないと自ら葉を枯らし、水分の蒸散を減らして生き延びる。油質もディーゼル車に最適」。D1オイルズの担当者は、プランテーションの北90キロの実験農場で、黄色い落ち葉を手のひらに載せ、胸を張った。油が採れる種は毒性物質を含み、食用にはならない。

 温室効果ガスを多く出す化石燃料に代わり注目されるバイオ燃料。原油価格の高騰で生産に拍車がかかる。多くはトウモロコシやサトウキビから作られており、米国では昨年、収穫の約4分の1に当たるトウモロコシが燃料に回された。シカゴ商品取引所のトウモロコシ価格は先月、過去最高のトン当たり288・1ドルをつけ、2年前の約3倍になるなど穀物価格の高騰は続く。

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 エジプトやハイチなど各地の途上国で、食品値上げに怒る群衆による抗議デモや暴動が頻発している。

 マレーシアやインドネシアでは、バイオ燃料の原料にもなるアブラヤシの栽培地が熱帯林を侵食し、環境破壊が指摘される。

 ジャトロファは、乾燥地や荒れ地でも育ち、農地や森林を破壊することなく栽培できるため、食糧と競合しないバイオ燃料として期待される。栽培地は南部アフリカ全体、さらにインドや東南アジアにも広がる。

 しかし、理想のバイオ燃料栽培の形は早くも崩れ始めている。

 アフリカ南部の農業国マラウイ。首都リロングウェの100キロ北に住むダグラス・カムツさん(45)は昨年、メイズ(トウモロコシの一種)を作っていた1ヘクタールの畑をつぶし、ジャトロファを植えた。地元のベンチャー企業とNGOが「輸出でもうかる」と触れ込み、一帯の農民に苗を無償配布した。7人暮らしのカムツさんの家には電気も水道もない。「メイズでは貧しさから抜け出せない」とつぶやいた。

 ジャトロファ研究の第一人者であるインドのプシュピト・ゴーシュ博士は「食物を作る農地をつぶして栽培すれば、トウモロコシと同様、食糧生産を圧迫する」と警告する。

 北海道洞爺湖サミットの議題として急浮上した食料問題。バイオ燃料の生産を伸ばしつつ、食料生産をどう確保するか。その国際的なルール作りが急がれている。(読売新聞)

 結局、洞爺湖サミットではこれに対する具体案は何も示されなかった。ジャトロファが収穫できるまでに2年間かかる、彼らはその2年間何から収入を得ればよいのか?
(タカエコ)
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2008年7月20日 (日)

(上+)移住一家 スラムに沈む

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大人たちに交じって、慣れない手つきでゴミをあさる少女(6月19日、フィリピン・マニラで)=高倉正樹撮影

 激化した自然災害が人々の暮らしを直撃する。命が助かっても食べて行かねばならない。フィリピン・マニラのスラム街などで貧困にもがく子供たちの多くは「環境移民」だった。

 悪臭漂うゴミ集積場に不釣り合いな鮮やかなワンピースを着た少女は「ノエミ」と名乗った。まだ11歳。おぼつかない手つきで鉄くずやビンを探し、ゴミの中からゴキブリが飛び出すと、体をこわばらせた。

 スラム街が広がるマニラ市トンド地区のゴミ集積場。廃品回収で暮らそうと住み着く人が絶えない。

 先月中旬、15人ほどの大人に交じり、4、5人の子供がゴミをあさっていた。

 ノエミさんの父、ノリ・ダガイさん(42)は、マニラの南東600キロにあるサマル島で、ココナツやコメを20年間作ってきた。今年初めの集中豪雨で土砂崩れが起き、借りていた6ヘクタールの農地を失った。

 マニラに移り、掘っ立て小屋で暮らし始めた4月から、ノエミさんは学校に行っていない。「早朝から日没まで妻子と3人で廃品回収すれば、1日100~200ペソ(235~470円)。月1000ペソの農業より稼げる」と父は言った。

 針金を見つけ、麻袋に放り込むノエミさんに、「きつい仕事だね」と声をかけた。隣の父を上目遣いに見て、無言でうつむいた。

 トンドの行政区議会議員(42)によると、ここで暮らすのは1400家族。気象災害が引き金で農村から移り住むケースが増えているという。

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 マニラ郊外のケソン市。国際労働機関(ILO)と連携し、人身売買問題に取り組むNGO「ビサヤン・フォーラム」の保護施設では、13~22歳までの14人が共同生活を送っていた。

 「2年前の台風で、父さんのトウモロコシ畑や水田がダメになってしまった」

 5月末に保護された14~17歳の少女4人が口々に訴えた。全員が中部ネグロス島出身。収入が激減した家計を支えるため、働く決意をした。親に促された子もいれば、ためらう親を説得した子も。きょうだいが7人いる少女は「家族を助けたかった」と話した。

 4人は「マニラで家政婦として働ける」という約束で船に乗り、不審に思った船員の通報で警察に保護された。外国で、売春婦にされるところだったという。

 NGOの女性スタッフは「貧しい南部の農村では、収入は天候次第。わずかな異変も大打撃になる。そこに人身売買組織がつけ込む。台風と洪水が相次いだ2年前から、気象災害の被災者が多く保護されるようになった」と語った。

 フィリピン政府や国連などの統計によると、暴風雨・洪水・地滑りによる同国での死者数は、1991~2000年には1万1228人で、70年代の3倍。02~06年の5年間でも5393人が犠牲になった。

(2008年7月1日  読売新聞)

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2008年7月19日 (土)

(上)故郷捨てる 災害被災者

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サイクロン被害で、ミャンマーからタイ北西部に逃れてきた少女。国境近くの集落で新たな生活を始めた(6月19日)=尾崎孝撮影

 気候変動による自然災害激化で、人々の暮らしが脅かされている。7日からの北海道洞爺湖サミットでは、脆弱(ぜいじゃく)な地域を支える途上国支援や人々の命を守る国際ルール作りも重要テーマとなる。

 ミャンマーで約14万人の死者・行方不明者を出したサイクロン「ナルギス」。タイ北西部のメソト周辺に、イラワジ川デルタ地帯の被災者約300人が身を寄せる。宗教組織の支援を受けるなどして国境を越えた。

 「今も家族の叫び声が聞こえる」。妻と4人の子供を亡くし、エヤワディ管区のラブッタから来た少数民族カレン人の男性(32)は顔をゆがめた。

 5月2日夜8時すぎ、急に家に水が入ってきた。妻と子が泣き叫ぶ中、あっという間に人の背丈の深さになり、全員のみ込まれた。

 真っ暗闇で、両手と首に子供3人を抱え、必死にもがいた。子供たちは力尽きて流され、離れた。1人をやっと引き寄せたが、すでにおぼれ死んでいた。乳飲み子を抱えた妻はすぐ見えなくなった。泳いでいるうちに手にした竹につかまり、夜明けまで耐えた。

 「ナルギス」はデルタ地帯沿岸を東進し、川や水路、水田に囲まれた村々を直撃した。上陸時の最大風速は秒速54メートル、最大瞬間風速は66メートルに達した。死者・行方不明者の約6割がラブッタ地区に集中し、犠牲者の多くが子供と女性とされる。

途上国で急増

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 地球温暖化が進み、海水温が上昇して熱帯低気圧の強度が増し、サイクロンやハリケーンが凶暴化する――気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の第4次評価報告書は、現実となった危機を指摘した。干ばつ、洪水、暴風雨など気象災害の被災者数は近年、増加し続ける。その圧倒的多数が途上国の住民で、国連開発計画の「人間開発報告書(最新版)」によると、2000~04年には2億6200万人と、20年前の3・2倍に上った。

 難民や移民を支援する政府間組織「国際移住機関」は今年の報告書で「気象災害により、2050年までに2億人の避難民または移民が出る」と予測した。パプアニューギニアでは05年の台風で1000人が移住し、インドのガンジス川の支流の三角州は06年に水没、数千人が家を失ったなどと列挙し、報告書は「最悪の場合、中国南部、南アジア、サハラ砂漠南縁部の大部分が居住不可能になる」「移民は10億人という推計もある」と記す。

国際支援必要

 世界の不安定化を招く規模で出現する移民。昨年11月の同機関の総会では、国内移住も含め「環境移民」を幅広く定義し、政治的迫害を受けるなどした「難民」とは別に支援する国際的な仕組み作りが提唱された。

 人命救助や復旧には多額の金が必要だ。カリブ海沿岸地域で昨年、世界銀行が中心になって「災害リスク保険」という仕組みができた。16か国が加盟し、年20万~450万ドルの保険料を支払うと、ハリケーンなどの発生直後に、被害の把握を待たずに最大1億2500万ドルの保険金を被災国は手にし、迅速な対応ができる。アジア太平洋地域での制度創設の検討も進む。

 サミットでは、日米英提唱の気候投資基金なども議論される。こうした資金提供以外の国際支援についても検討すべき時期にきている。

(読売新聞)

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日野市楽しい環境講座2008第3講座

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    今年で3回目のお招きです。より充実した内容で現状の地球環境問題をビジュアルで紹介し、エコ仲間を増やせる講座にできたと思います。  2008/7/27 講座概要(スケジュール) http://www41.tok2.com/home/takaeco100/hino.html 当日レジュメ http://www41.tok2.com/home/takaeco100/hino1.html 日野市ホームページ http://www.city.hino.lg.jp/index.cfm/1,html 日野市環境講座 日野市たのしい環境学習講座 http://www.city.hino.lg.jp/index.cfm/1,45622,170,1608,html

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