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2010年8月7日 コゲラの会都立水元公園夜間観察会

  • お祭り状態
    暑い夏です。水元公園は夜を迎え風が心地よくなりましたが、林の中は湿度が高かったです。残念ながら昨年に続いてのノコギリクワガタ観察にはいたりませんでしたが、クツワムシの大量発生を確認できました。東京23区内ですよ。

環境浄化植物

  • 2010/5/10
    環境浄化植物「サンパチェンス」を一人でも多くの人に知ってもらうため、ここではサンパチェンスのことをちょっとだけ詳しく紹介していこうと思います。

第二回エコツーリズム

  • Park2odaiba_019
    2010年3月28日に実施された第二回エコツーリズムミステリーツアー(浜離宮庭園とお台場第六台場)のカワウ探求ツアーです。

第一回エコツーリズムin水元公園

  • Img_8958
    水元公園で行われたタカエコ・橋本プロの自然観察会の写真集です。

2009 かつしかっ子探検隊

  • Takasagowoodstock2009_017
    2009/10/10 荒川河川敷自然公園、天高く馬肥ゆる秋、秋空の下、かつしかっ子探検隊(葛飾区環境部環境保全課主催)が開催されました。 講師は、タカエコ(福岡清治郎)とプロ自然案内人の橋本浩基さんです。 当日のプログラム ・植物たちの越冬戦略 - くっき虫を探してみよう -  コセンダングサ・アメリカセンダングサ・オオモナモミ等多数 ・秋の虫観察  コオロギ・バッタ類、カマキリ等 ・秋のギフト  六つの部屋のある箱にグループ毎に色々な自然の贈り物を詰め込みました。

2009年8月8日 コゲラの会都立水元公園夜間観察会

  • ウスバカミキリ
    コゲラの会に講師として招かれたタカエコ。午後三時よりクヌギの木にトラップを仕掛けます。果たして結果は?

スプリングエフェメラル

  • アズマイチゲ
                       

わたしにできること

  • 省エネ家電の導入
    身近な工夫から新エネルギーを使用した大きな提言まで、エコカルタも含めて収録してあります。ぜひ、今から実行してください。

東京23区秋の鳴く虫観察会

  • カネタタキ
    東京23区内でも十数種の鳴く虫を楽しむことができます。 聞きなしは、習うより慣れろで、場数を踏むしかありません。 生息環境、住み分けを知っていればこの半分はわかります。 頭上の樹木にいるマンション族、これはアオマツムシだけです。 腰から頭くらいの中層の住人、これらは、カンタンとカネタタキだけです。残りのほとんどが地面にいるジベタリアンです。 秋の夜長をお楽しみください。

タカエコ映像集

世界の最新AFPBB Newsを写真付で記載

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地球を救え!

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事業者の環境への取り組み

都会のナチュラリスト入門講座ー土手・街のバッタたち

  • スズムシ
    バッタ・コオロギ・カマキリinTokyo23区

タカエコの都会のナチュラリスト養成講座・野鳥編

  • オシドリ
    都会の身近な自然を通して、一人前のナチュラリストに養成します ホームページトップに戻る時は、左上部のhttp://takaeco1.cocolog-nifty.com/をクリックして下さい!

タカエコの都会のナチュラリスト養成講座・虫たちの越冬戦略編PART1

  • アケビコノハ
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タカエコの都会のナチュラリスト養成講座・街路樹編

  • ハナミズキ
    都会には、たくさんの街路樹があります。二酸化炭素の削減はもちろん、防火の延焼防止や交通事故を防ぐ誘導木として、また、騒音の緩和にも利用されています。何といっても私たちを楽しませてくれるリラクゼーション効果最高の贈り物です。 ホームページトップに戻る時は、左上部のhttp://takaeco1.cocolog-nifty.com/をクリックして下さい!

タカエコの都会のナチュラリスト養成講座・食い物編

  • アユ
    さあ、春間近です。春になると都会でも食べれる野草が採れます。ちょつと足を伸ばせば更に、おいしく食べましょう。食べれるものは何でも扱います。 ホームページトップに戻る時は、左上部のhttp://takaeco1.cocolog-nifty.com/をクリックして下さい!

タカエコの都会のナチュラリスト養成講座 むしたちの越冬戦略 PART2

  • クロナガオサムシ
    タカエコの都会のナチュラリスト養成講座 むしたちの越冬戦略 PART1には、本来51枚の写真が掲載してありましたが、サーバーとの相性が悪く、全部反映されませんので、こちらに半分移しました。 サムネイルの写真の上をクリックするとそのむしにいけます。 ホームページトップに戻る時は、左上部のhttp://takaeco1.cocolog-nifty.com/をクリックして下さい!

タカエコのナチュラリスト講座ー知ってて欲しい帰化動物たち

  • ワカケホンセンインコ
    多くの移入種が、帰化動物となって生態系に脅威を与えている現状を理解しましょう。 タカエコトッブページへは、左上アドレスをクリック!

都会のナチュラリスト入門講座ー都会のセミ事情

  • 羽化殻
    都会(東京23区)のセミは6種類 何がいるのかな? 2008年近況 5月の低温・多雨を受けて、アブラゼミ・ミンミンゼミが数を減らしています。湿地の好きなニイニイゼミは逆に数を増やしています。 ツクツクボウシも例年より一週間程、早く出ています。 出前講座の受付は、以下まで! takaeco1@w5.dion.ne.jp 2008年度は満杯でお受けできません。来年の予約は承ります。

動物たちの事件簿・生態系編

  • ハリネズミ
    生態系のピラミッド 底辺が狂ったり、最上部がいなくなったりで崩壊の危機。 見て、実証してください。 報告は、以下へ。 takaeco1@mcn.ne.jp

生物たちの事件簿

  • ツマグロヒョウモン
    人為的な行為によって、各地で様々な事件が勃発。

エコカルタ

  • グリーンコンシューマー
    WG 使使 WG

世界一不思議な場所・東京都上野不忍池

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     世界一不思議な場所、それは、東京都台東区上野の不忍池。 人々が、冬に渡来した冬鳥の鴨やユリカモメに餌付けをして、すっかり彼らは、警戒心を無くし、人間に媚びることで生活しています。 関連ページ http://takaeco1.cocolog-nifty.com/blog/2007/04/post_76bc.html

屋上緑化 -『ストップ! ヒートアイランド」

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    この100年で東京の平均気温は3.0℃上昇した。

サンゴ白化現象

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    サンゴ白化現象(はっかげんしょう)とは

首都圏近郊桜の名所

  • 千鳥ヶ淵
    東京近郊の桜の名所 サムネイルをクリックして下さい ホームページトップに戻る時は、左上部のhttp://takaeco1.cocolog-nifty.com/をクリックして下さい!

環境先進国

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ごみ問題

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    富士山がなぜ「世界遺産」の指定をうけられないのか? それは、「ごみ」が原因なのです。

ごみ問題

柴又小学校総合学習の時間

2007年 かつしかっ子探検隊

  • ムラサキツバメ
    葛飾区環境部の企画で区内の小学校のエコクラブをサポートするのが「かつしかっ子探検隊」。色々な企画でその道の専門家を招いて、隊員をサポートします。

街並みウォッチング

  • 街並みウォッチング終了
    知らない町を五感を使ってそぞろ歩き。

  • 森の木と牡蠣の養殖の関係
    地球上に存在する水の量約14億キロ立米のうち、海水が96.5%、淡水は2.5%で、陸地表面にある水(表面水)は10万キロ立米で、全水量の10,000分の1以下。

2007年 中央区環境講座

  • 2008年7月3日の講座1
    2007年8月18日の講座風景

葛飾区・自然環境レポーター・50の生物指標

  • ヒヨドリ
    2008年 葛飾区自然・環境レポーター研修 講師 タカエコ 環境カウンセラー 福岡清治郎 2008年9月1日 19:00 葛飾区ウィメンズパル二階視聴覚教室 ・50の指標生物 ・動物たちの事件簿 ・わたしのできること 2時間 http://www.city.katsushika.lg.jp/kurashi/141/014163.html

地球崩壊 - 人類への警鐘 -

  • UCLA サットン教授の講義
    2008年2月6日よりタカエコの小説が始まりました。不定期更新ですが、ご購読お待ちしています。

Google Earthの学習利用・講座利用の考察

  • フードマイレージ
    Google Earthの小中学校の総合的な学習の時間、多岐にわたる授業への活用、市民講座・環境講座への利用など、活用方法を考察していきます。新しい展開と手法なので、概略を紹介しますが、データが蓄積され次第、詳しい記述を書き足していきます。

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川の恵み

2010年4月28日 (水)

名古屋の母なる川、堀川のヘドロ完全除去へ

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浄化のためヘドロの完全除去が行われる堀川=高橋はるか撮影

 名古屋市は市中心部を流れる堀川を浄化するため、来年度から10年計画でヘドロの完全除去に乗り出す方針を固めた。

 国や市、市民団体などと合同で近く協議会を設置し、ヘドロの処分方法や堀川を中心とした観光振興策、10月に開かれる生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)との連携プロジェクトなどを検討する。

 市緑政土木局によると、全長16キロの堀川には処理した後の下水や、潮の干満で海水が入り込むことから、川の底にヘドロが沈殿。1994年以降、市が定期的に除去作業を行っているが、老朽化と浸食の影響で護岸がもろく、ヘドロを除去しきれず、水質も改善されていない。

 計画では、護岸整備が終わった場所から順次、除去作業を進めるほか、市上下水道局が大雨の際に汚水が川へ流入しないよう対策を講じる。市は総工費は約300億円を見込んでおり、国が来年度からの導入を検討している「一括交付金」などを充てる考えだ。

 堀川の水質改善を巡っては、国が3年間の限定で実施していた木曽川から水を引く実験が先月下旬に終了。河村たかし市長は、国に導水再開の働きかけを続ける一方で、「地元からの盛り上げが大切」と協議会の設置を模索していた。

 河村市長は「堀川は名古屋城の建築時にも資材を運ぶ役割を担った、名古屋にとって『母なる川』だ。市や市民の協力を得て、清流を取り戻したい」と意欲を見せている。

(2010年4月28日01時04分  読売新聞)

2008年8月 4日 (月)

商社大手、欧で太陽光発電に積極投資 助成制度が追い風

Tky200808030276 三井物産がスペインで買収した太陽光発電事業=スペイン・カタルーニャ地方

 総合商社大手が、欧州で太陽光発電事業への投資を急いでいる。太陽光で発電した電力を、有利な条件で売れる助成制度を活用。環境意識の高まりを追い風に、日本に先行して拡大する成長市場で長期的な収益の柱に育てるねらいだ。

 三井物産は7月末、30%を出資する英投資組合を通じ、スペインのカタルーニャ地方で約100キロワットの発電設備を買収した。将来的には1460キロワットまで発電量が増え、約380世帯の電力を賄えるという。

 欧州では、太陽光発電による電力を電力会社などが割増価格で買い取ることを保証する「フィードイン・タリフ」(固定価格買い取り制度)が普及している。火力など既存の発電より割高な太陽光でも利益を出せるようになり、発電量が1メガワット(1千キロワット)を超える「メガソーラーパーク」の建設が相次ぐ。

 日本の商社各社は従来、国内メーカーとの取引を中心に太陽光発電の原材料調達から発電パネルの販売までを幅広く手がけてきた。経験の蓄えが、海外での太陽光発電事業でも生かせると見込んでいる。

 住友商事は5月、スペインのカナリア諸島で9メガワット規模の太陽光発電に乗り出すと発表した。総事業費は約85億円で、08年後半の操業開始を目指す。

 伊藤忠商事も5月、太陽光発電設備の開発を請け負うノルウェーのスカテック・ソーラー社へ13億円を出資。今後、ドイツやチェコ、ブルガリアなどで大型ソーラーパークを建設して販売する事業を始める。10年には、1年間で130メガワット規模の販売量を目指すという。

 「低炭素社会」を目標に掲げる日本政府も今後、太陽光発電への後押しを強めることが見込まれる。各商社は海外での経験を近い将来、国内へ「逆輸入」出来るとみて、電力会社などへ働きかける構えだ。(斎藤徳彦) Asashi.com

タカエコの提言

 まず、太陽光発電、電力の量り売り、そして、電力を貯蓄という三点を考える。太陽光発電に関しては、現在のゴビ砂漠にすべてひきつめれば地球の需給量の120%をまかなえると言われている。可能か、可能である。国際的なプロジェクトが立てば、砂漠との戦いだけで、しかし、別にここに設置する必要はない。

 設置に対して安価であれば民生部分の導入は加速する。新規分譲に対して助成と義務化も必要だろう。

 それに加え、電力会社の買い上げが、着実に、差別無く、電線の配備整備費用の自己負担などを国が手助けすれば相当数が参加する。

 電力の貯蓄の問題点は、未だに解決されていない。これに関しては、タカエコは特集を組むと思う。弊害もまだまだ疑問有りだが、有効なエネルギー供給源であることには違いが無く、ソーラーの無限のエネルギーをどれだけ活用できるかが今後の課題である。整備されている電線の利用、償却年数の保障など、問題は山積しているが、日本国政府は、今後、この問題に関して世界の模範となる主導性を発揮すべきで、関連産業に対するイニシアティブをとるべきで、商社のように右から左に流すという問題ではない。今後の主要産業になるのは間違いない。

タカエコ小 タカエコ Q タカエコ

2007年11月13日 (火)

(5)遊んで学ぶ、水辺は学校

「高津川大学」で川魚のつかみ取りを体験する子供たち(島根県益田市で)=野依英治撮影

 「流れるプールに浮かんでいるみたい。川魚も取れたよ」

 ライフジャケットを身に着けた島根県益田市の小学3年生神門優呂(ごうど・ゆうろ)君は、全身びしょぬれになりながら、初めての経験に歓声をあげた。

 国内の1級河川で唯一ダムがない清流として知られる高津川。その上流域にある匹見(ひきみ)川で7月下旬、約60人の親子が参加し、「高津川大学」が開かれた。神門君たちは魚取りや、大岩から飛び込む川下りなどを一日中楽しんだ。

 高津川大学は、同市で活動するNPO「アンダンテ21」(吉田篤志理事長)などが一昨年から始めた環境学習の取り組みだ。

 プログラム作りに先立って、吉田さんたちは、流域住民から川にまつわる逸話を聞いて回った。かつては、人々が川漁で生計を立てていたことなどを知り、「コンクリートで囲まれた改修河川しか知らない子供たちに、この源流が持つ豊かな文化、魅力を伝えたい」という思いを強くしたという。

 講座はとにかく体験重視で、食事にありつくにも一苦労。近くの林から切り出した竹を渡され、のこぎりやナタを使って食器やはしを作る作業に取り組む。完成すると今度は、おかずにするヤマメの手づかみに挑戦。悪戦苦闘の末、手にした魚に本当においしそうにかぶりついていた。

 「源流の流れは速く、気が抜けない。自ら考え、行動しないと食事もできない。そうした川の厳しい面の体験を通じて、生きる力を磨いてほしい」。地元の開業医で、学長を務める山尾洋樹さん(56)はこう期待を込めて語る。

 だが、こうした「川の学校」は教育現場ではそれほど普及していない。

 「効果や意義はわかっていても、やはり危険なので……と、ちゅうちょしている小中学校が多い」と指摘するのは、NPO「川に学ぶ体験活動協議会」の斉藤隆事務局長(37)。「事故を起こさず実施するには、川の危険性を知り尽くした指導者を増やすことが大事なんです」

 全国の河川で活動する約120の市民団体からなる同協議会は、専門家の育成や、川を使った学習の普及に取り組んできた。

 2000年からは、体験学習中の緊急事態に備え、心肺蘇生(そせい)法などが学べる講座も開催。修了者には「川の指導者」認定証を渡す。その数は全国で1500人を超えたが、学校教師の参加がまだ少ないのが残念だという。

 子供向けには、ライフジャケットの着用方法や救助に使うスローロープの使い方を教える「子どもの水辺安全講座」もある。川遊びを復活させたいという、熱意がこうした地道な活動を支えている。

 「川遊びが好きな子供たちを意味する『川ガキ』という言葉が聞かれなくなって久しい」。環境教育に詳しい阿部治・立教大教授は、若い世代の川離れの現状を憂える。

 「川には、さまざまな人たちが自然に触れ、交流するのにもってこいの素材が詰まっている。学びの場として、子供たちに親しみやすい環境を整えていくべきです」(この連載は科学部・野依英治、地方部・高倉正樹が担当しました)

(2007年8月18日  読売新聞)

2007年11月12日 (月)

(4)自然戻れ、新河川敷構想

オタマジャクシやメダカなど多くの生き物が見られる高麗川河川敷のビオトープ(埼玉県坂戸市で)=尾崎孝撮影

 埼玉県坂戸市を流れる荒川水系・高麗(こま)川の河川敷。ビオトープのなかを流れる小川には、絶滅が心配されるメダカが元気に泳いでいた。周囲では、キビタキやカワセミ、オオルリなど10種類以上の野鳥の姿も見られる。

 付近の河川敷には、こうしたビオトープが点在する。国土交通省荒川上流河川事務所が10年以上前から、河川敷を「自然の回廊」として結ぶ構想を進めてきた。核となるのは荒川ビオトープ(約30ヘクタール)と三ツ又沼ビオトープ(約13ヘクタール)。

 いずれも以前は民有地。麦畑や牧草地、ごみの不法投棄が目立つ荒れ地だった。「この広大なスペースを自然回復の資源として利用できないか」という発想が、民有地買い上げによるビオトープ整備という全国でも珍しい構想につながった。予算はこの二つのビオトープの事業費だけで約9億7000万円かかった。

 石山博・河川環境課長は「今は『点』を作っている段階。もっとビオトープを増やし、結んで、生き物が行き来する『線』にしていきたい」と遠大な計画を説明する。ネットワークの完成は数十年先になる見込みだ。

 日本生態系協会の堂本泰章理事(51)は「地道な取り組みだが、多様な自然回復が見込める」と評価。「グラウンドやゴルフ場などの開発で河川敷が分断されては効果がなくなる。周辺自治体を巻き込んだ構想作りが大事だ」と指摘する。

 「川を流れる水の音が心地いい。1か月間、ベッドの生活だったから」

 秋田県由利本荘市を流れる子吉川沿いに立つ本荘第一病院。腰の骨を折って入院していた栗田アサノさん(80)は河川敷に作られた緩やかな遊歩道を車いすで下りながら、笑みを浮かべた。

 同病院は河川敷を入院患者のリハビリテーションの場、散策の小道として整備した。ふさぎがちな患者さんたちに心和む川の風景を見せてあげたいと考えた病院スタッフが、荒れ放題だった河川敷の片隅に、車いすが通れる1メートル幅のベニヤ板を敷いたのが始まり。

 やがて病院だけでなく、国交省秋田河川国道事務所、河川工学の専門家らを交えた検討会ができ、スロープや、川に触れられる水路などが次々と整備された。いま病院では専門医がチームを作り、この取り組みの治癒効果を検証中。小松寛治院長は「憩いの場として今後も河川敷を活用していきたい」と話す。

 都市河川の河川敷を、イベント会場や商業スペースとして利用する動きも広がっている。

 一昨年、河川敷にオープンカフェが7店もお目見えしたのは広島市の京橋川。昨年度は利用客が8万5000人を数え、新たな観光スポットとなっている。

 商業利用が可能になったのは、国交省が2005年、40年ぶりに「河川敷地占用許可準則」の運用を弾力化したためだ。景観を損なわないなどの条件を満たせば、国や自治体が管理する河川の土地が利用できる。大阪・道頓堀川、名古屋・堀川などでも、同様の出店が相次いでいる。

 価値が見直される河川敷。今後も、さまざまな活用が期待できそうだ。

ビオトープ=biotop 「生き物」と「場所」を組み合わせたドイツ語。生物生息空間などと訳される。日本でも、野鳥や昆虫などの野生生物の生息環境を整える造成事業が1990年代から盛んになり、日本生態系協会が、計画や施行にあたるビオトープ管理士の資格制度を設けるなど、人材の養成も進められている。

(2007年8月17日  読売新聞)

2007年11月10日 (土)

(3)砂金掘りで町おこし

山梨県の富士川支流で、ひざまで水につかり、川底に沈む砂金を探す人たち(高倉正樹撮影)

採取された砂金
 「ほら、これが砂金」。浅瀬から頭をのぞかせた岩盤を広瀬義朗さん(35)が指さした。約1ミリ角の山吹色の小片が、黒い岩肌に光る。

 山梨県南部の富士川支流。毎週末、砂金に魅せられた人たちが集まる。広瀬さんは神奈川県二宮町の会社員。多い週は20人集まることもあるという。

 隣では、群馬県太田市の自営業、川原敏夫さん(49)が、あっという間に15粒ほど見つけた。砂金掘り歴5年。箱メガネを使い丹念に川底を手で探る「メガネ掘り」が得意で、仲間からは“ゴッドハンド”と呼ばれる。

 金は、鉄や砂より比重が重いため、段差になっている岩場や、流れが緩くなるカーブの内側などに集まりやすい。「寄せ場」と呼ばれるこのポイントを見つけられるかがカギという。

 慣れた人が丸一日かけても、採れる砂金の量は平均1グラム、多くて10グラム程度。1個1グラム以上の塊ならグラムあたり数万円の値がつくこともあるが、一獲千金、ゴールドラッシュとはほど遠い、大人の遊びだ。

 砂金の源は、上流の金鉱脈。甲斐金山の里として知られる地元・身延町は、この金を起爆剤に町おこしを狙っている。話は18年前、竹下内閣が提唱した「ふるさと創生事業」にさかのぼる。

 全国の市町村は配られた1億円で純金こけしを作ったり、温泉を掘ったりと、知恵を絞った。身延町(当時は下部町)が目をつけたのは金山だった。

 毛無山(1964メートル)には武田信玄の軍資金となったという「隠し金山」伝説があったものの、多くは謎のままになっていた。「実証されれば観光資源になる」という当時の町長の発案で、約3140万円を投じた、3年がかりの発掘調査が始まった。

 調査の結果、多くの採掘坑跡や当時の道具などが見つかり、16~17世紀の採掘史の全容が明らかになった。この成果を受け、1997年4月には町営「湯之奥金山博物館」がオープン、今や町最大の観光拠点の一つになった。谷口一夫館長は「10年で入館者は18万人を超えた。『金の里』という意識が住民にも浸透しつつある」と胸を張る。

 川の資源としての砂金が注目され、砂金掘りブームに火がついたのは、2004年。広瀬さんが同町で技術講習会を開き、ノウハウを披露したことがきっかけだった。

 01年からは毎年、水槽に入れた砂金をより分けるスピードと正確さを競う全国大会も開催。今年も8月4日に行われ、約100人が参加し盛況だった。

 「将来は佐渡金山などとも連携して、『黄金の国ジパング』を支えた金山遺跡群として世界遺産登録を目指したい」。谷口館長の夢は膨らむ。

体験砂金掘り 湯之奥金山博物館によると、砂金掘り体験のできる場所は新潟県佐渡市、愛媛県新居浜市など全国12施設ある。いずれも、かつては金鉱山や砂金採掘で知られた地で、今は地元自治体などが地域おこしに活用している。人工水槽を使った疑似体験が大半だが、中には北海道大樹町の歴舟川のように、川で天然の砂金掘りに挑戦できる本格的なところもある。

(2007年8月16日  読売新聞)

2007年11月 9日 (金)

(2)ヘドロの土で野菜豊作

S ヘドロで作った土を使った諸遊さんの大豆畑(左側)。普通の土を使った右側の畑に比べ雑草が少ないのが目立つ(鳥取県大山町で、金沢修撮影)

 田園風景が広がる鳥取県大山町安原地区。諸遊(もろゆ)壌司さん(57)の大豆畑は、土の色がほかの畑と違って見えた。「かなり黒みがかってるでしょ。もともとは加茂川のヘドロなんですよ」

 タオルで汗をぬぐいながら、諸遊さんは「雑草が生えにくいし、栄養分がいいのか、農作物の育ちもいいようです」と笑った。

 加茂川は、同県米子市内から中海に注ぐ。その下流部の川底にヘドロがたまるようになったのは、河川改修で流れが緩やかになった1960年代半ば。河口部から上流約1キロの間に、3万立方メートルがたまるまでになった。

 中海の潮位が下がる冬から春にはヘドロが露出し、含まれている硫化水素が周辺に悪臭被害をもたらした。川の真横に住む同市就将校区自治連合会会長の平野昭二さん(79)は「こりゃたまらんと県に処理を申し入れた」と振り返る。

 県西部総合事務所ではバクテリアによるヘドロ分解などの対策を検討した。結論は「抜本的解決には撤去しかない」(同所河川砂防課)。昨年度から作業が始まり、民家近くにたまった約1000立方メートルが浚渫(しゅんせつ)船と吸引車で除去された。

 問題はその処分だった。試算では、産業廃棄物処理業者へ委託すると1立方メートルあたり5万~6万円、総額15億円以上もかかることがわかった。お金をかけずに、なんとか利用できないものか。県は、農業用の土や、建築資材に生まれ変わらせる研究にさっそく取りかかった。

 ヘドロに、硫化水素を発生させない土壌安定改良材(固化剤)を加え、乾燥させると、産廃処理の半分のコストで良い土ができた。トマトやキュウリ、ホウレンソウなど7品種を育ててみると、どれもたくさん実がついた。品質検査や試食でも安全性が確認された。

 今は諸遊さんら農家に無料で使ってもらい、さらに有効性を検証中だ。技術開発にあたったNPO「エコパートナーとっとり」の寺田憲彦理事は「ヘドロに含まれる窒素やリンは野菜栽培などに活用できる。ヘドロのイメージを払しょくできるかが普及のカギです」という。

 水質汚濁の元凶のように思われているヘドロから、逆に水質浄化に威力を発揮する新素材を作ろうという研究も進んでいる。

 「一見、ただの石ころみたいだけど、無数の穴が浄化のポイントなんです」。茨城県笠間市の浄化槽メーカー「チュラルPS」の町井皓伎(こうき)社長(69)が手にするのは、直径5ミリ前後の茶色い粒。国立環境研究所などと共同開発した多孔性ヘドロセラミックスだ。霞ヶ浦水系の湖沼、川底から取ったヘドロを原料に、1000度以上の高温で焼き上げて無害化した。

 表面には0・1~0・2ミリの穴が多数存在する。水環境を悪化させる植物プランクトンを分解する微生物を穴にすまわせ、その粒を敷き詰めたのが、新製品の浄化槽だ。

 こうしたエコ商品はコスト高がネックだが、この浄化槽も値段は従来品の1・5倍。町井さんは「エコ技術が安く、簡単に使えるよう、自治体が補助金制度などを整えることも大事だ」と訴える。

ヘドロ 水底にたまったやわらかい泥で、流れが緩やかな河川や湖に堆積(たいせき)する場合が多い。粒子の細かい土に、陸から排出される様々な汚染物質が混ざり込んで作られ、酸素の供給が不十分で腐敗が進むと、硫化水素が発生し、悪臭をもたらす。

(2007年8月15日  読売新聞)

2007年11月 8日 (木)

(1)流木は資源、ビジネスに

再資源化するため、ダムの貯水池から回収された流木の山(新潟県阿賀町で)

鵜林さんが流木から作り上げたアート作品(神戸市で)=いずれも野依英治撮影

 「これまでは台風接近のたびにダムや洪水の心配ばかりしていましたが、今は『商品の原料が流れてくるぞ』という感じです」

 東北電力が2002年に設立したベンチャー企業「アグリパワー」(福島県会津若松市)の佐藤良治社長(59)は、敷地内に積み上げた流木の山を眺めながら笑顔で話した。

 同社は、ダムの流木を破砕・加工して、堆肥(たいひ)や暖房用燃料となる木質ペレット、キノコ栽培の菌床など多様な商品を開発、販売している。原料代はほとんどタダだ。堆肥のお得意さんは流域の農家。ペレット燃料も近隣の小学校に回し、地域からも喜ばれているという。

 同電力は、福島県会津地方から新潟平野に流れ込む阿賀野川水系に計11か所のダムを持つ。豪雨のたび、ダム湖面は流木や草木類のごみで埋め尽くされ、取水口への水の流れを悪くしてしまう。

 11のダムにたまるごみの総量は年間約1万2000立方メートル。土木研究所水災害・リスクマネジメント国際センターの三宅且仁(かつひと)・上席研究員は「集中豪雨の傾向が続けば、今後も流木量は増え続ける可能性が高い」という。

 流木は以前、電力会社などのダム管理者が焼却処分していた。だが、01年の廃棄物処理法改正で野焼きが禁止され、専門業者に高いお金を払って処分してもらうしかなくなった。

 三宅さんらの研究グループが、3年前に国や自治体が管理する約200のダムを対象に行った全国調査では、1か所あたりの流木量は年間550立方メートル。収集・運搬代を含む処理費は1立方メートルあたり2万2700円で、1ダムあたり年間1250万円がごみのために消えている計算だ。

 三宅さんは「流木類は、廃棄物処理費の4~8割のコストで資源化できる。利用しない手はない」と指摘する。アグリパワーの設立は、まさにその「逆転の発想」だった。

 商品の開発では当初、苦労が絶えなかった。堆肥作りで最も大事な温度管理がうまくできず、失敗作の山を築いた。微生物の活動を制御する空気の供給方法などに工夫を重ね、良質な堆肥が安定して生産できるようになったのは半年後。開業5年目の昨年、やっと黒字にすることができた。

 佐藤社長は「ダムにたまった流木類も工夫次第で、幅広い用途が期待できる。地元との連携を強め、地産地消を狙っていきたい」と意気込む。こうした資源化の取り組みは、関西電力などでも始まっており、環境問題の視点からも流木の活用は広がりそうだ。

 「水が磨き上げた独特のフォルムを楽しんでもらえたら」。鵜林(うばやし)英樹さん(56)は4年前、流木を素材にしたインテリア雑貨の店を神戸市内に開いた。流木に魅せられ、勤めていた学習塾を辞めての独立だった。店内には、鵜林さんが流木を組み合わせた手作りのランプやいす、テーブルなどが並ぶ。ぬくもりがあって飽きがこない、と好評だ。

 気に入った形の素材を求めて、鵜林さんは奈良県内のダム湖や、淡路島の海岸まで足を延ばすことも。「流木は、ほとんどの場所でごみ扱いされている。だが、アイデアを絞れば、貴重な資源として、我々の生活に応用できるはずです」

                                     ◇

 河川が地域にもたらす意外な恵み、多様な資源を紹介する。

(2007年8月14日  読売新聞)

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