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2010年8月7日 コゲラの会都立水元公園夜間観察会

  • お祭り状態
    暑い夏です。水元公園は夜を迎え風が心地よくなりましたが、林の中は湿度が高かったです。残念ながら昨年に続いてのノコギリクワガタ観察にはいたりませんでしたが、クツワムシの大量発生を確認できました。東京23区内ですよ。

環境浄化植物

  • 2010/5/10
    環境浄化植物「サンパチェンス」を一人でも多くの人に知ってもらうため、ここではサンパチェンスのことをちょっとだけ詳しく紹介していこうと思います。

第二回エコツーリズム

  • Park2odaiba_019
    2010年3月28日に実施された第二回エコツーリズムミステリーツアー(浜離宮庭園とお台場第六台場)のカワウ探求ツアーです。

第一回エコツーリズムin水元公園

  • Img_8958
    水元公園で行われたタカエコ・橋本プロの自然観察会の写真集です。

2009 かつしかっ子探検隊

  • Takasagowoodstock2009_017
    2009/10/10 荒川河川敷自然公園、天高く馬肥ゆる秋、秋空の下、かつしかっ子探検隊(葛飾区環境部環境保全課主催)が開催されました。 講師は、タカエコ(福岡清治郎)とプロ自然案内人の橋本浩基さんです。 当日のプログラム ・植物たちの越冬戦略 - くっき虫を探してみよう -  コセンダングサ・アメリカセンダングサ・オオモナモミ等多数 ・秋の虫観察  コオロギ・バッタ類、カマキリ等 ・秋のギフト  六つの部屋のある箱にグループ毎に色々な自然の贈り物を詰め込みました。

2009年8月8日 コゲラの会都立水元公園夜間観察会

  • ウスバカミキリ
    コゲラの会に講師として招かれたタカエコ。午後三時よりクヌギの木にトラップを仕掛けます。果たして結果は?

スプリングエフェメラル

  • アズマイチゲ
                       

わたしにできること

  • 省エネ家電の導入
    身近な工夫から新エネルギーを使用した大きな提言まで、エコカルタも含めて収録してあります。ぜひ、今から実行してください。

東京23区秋の鳴く虫観察会

  • カネタタキ
    東京23区内でも十数種の鳴く虫を楽しむことができます。 聞きなしは、習うより慣れろで、場数を踏むしかありません。 生息環境、住み分けを知っていればこの半分はわかります。 頭上の樹木にいるマンション族、これはアオマツムシだけです。 腰から頭くらいの中層の住人、これらは、カンタンとカネタタキだけです。残りのほとんどが地面にいるジベタリアンです。 秋の夜長をお楽しみください。

タカエコ映像集

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都会のナチュラリスト入門講座ー土手・街のバッタたち

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タカエコの都会のナチュラリスト養成講座・野鳥編

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タカエコの都会のナチュラリスト養成講座・食い物編

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タカエコの都会のナチュラリスト養成講座 むしたちの越冬戦略 PART2

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    タカエコの都会のナチュラリスト養成講座 むしたちの越冬戦略 PART1には、本来51枚の写真が掲載してありましたが、サーバーとの相性が悪く、全部反映されませんので、こちらに半分移しました。 サムネイルの写真の上をクリックするとそのむしにいけます。 ホームページトップに戻る時は、左上部のhttp://takaeco1.cocolog-nifty.com/をクリックして下さい!

タカエコのナチュラリスト講座ー知ってて欲しい帰化動物たち

  • ワカケホンセンインコ
    多くの移入種が、帰化動物となって生態系に脅威を与えている現状を理解しましょう。 タカエコトッブページへは、左上アドレスをクリック!

都会のナチュラリスト入門講座ー都会のセミ事情

  • 羽化殻
    都会(東京23区)のセミは6種類 何がいるのかな? 2008年近況 5月の低温・多雨を受けて、アブラゼミ・ミンミンゼミが数を減らしています。湿地の好きなニイニイゼミは逆に数を増やしています。 ツクツクボウシも例年より一週間程、早く出ています。 出前講座の受付は、以下まで! takaeco1@w5.dion.ne.jp 2008年度は満杯でお受けできません。来年の予約は承ります。

動物たちの事件簿・生態系編

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    生態系のピラミッド 底辺が狂ったり、最上部がいなくなったりで崩壊の危機。 見て、実証してください。 報告は、以下へ。 takaeco1@mcn.ne.jp

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世界一不思議な場所・東京都上野不忍池

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ごみ問題

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2007年 かつしかっ子探検隊

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  • 街並みウォッチング終了
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2007年 中央区環境講座

  • 2008年7月3日の講座1
    2007年8月18日の講座風景

葛飾区・自然環境レポーター・50の生物指標

  • ヒヨドリ
    2008年 葛飾区自然・環境レポーター研修 講師 タカエコ 環境カウンセラー 福岡清治郎 2008年9月1日 19:00 葛飾区ウィメンズパル二階視聴覚教室 ・50の指標生物 ・動物たちの事件簿 ・わたしのできること 2時間 http://www.city.katsushika.lg.jp/kurashi/141/014163.html

地球崩壊 - 人類への警鐘 -

  • UCLA サットン教授の講義
    2008年2月6日よりタカエコの小説が始まりました。不定期更新ですが、ご購読お待ちしています。

Google Earthの学習利用・講座利用の考察

  • フードマイレージ
    Google Earthの小中学校の総合的な学習の時間、多岐にわたる授業への活用、市民講座・環境講座への利用など、活用方法を考察していきます。新しい展開と手法なので、概略を紹介しますが、データが蓄積され次第、詳しい記述を書き足していきます。

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エコタウンを歩く

2007年8月 6日 (月)

(5)海外流出、ごみ循環に影

アンモニア製造の原料となる使用済みプラスチック(川崎市の昭和電工で、今利幸撮影)

 「もうペットボトルを石油から作る時代は終わりました」。川崎市臨海部にあるリサイクル会社「ペットリバース」の矢島聡副社長は、誇らしげに語る。

 同社の工場では、使用済みペットボトルが特殊な工法で化学分解され、再びペットボトルの原料となる樹脂に戻される。隣接する昭和電工川崎製造所のリサイクル工場では、プラスチックのごみ(廃プラ)からアンモニアを製造している。

 先進的なリサイクル産業が集まる川崎エコタウン。「ここでは世界に類のない環境産業革命が起きつつある」と、NPO・環境文明21の加藤三郎代表は言う。

 だが、その川崎エコタウンが、2、3年前から始まった異変に苦慮している。中国企業が高値で買い取り、廃プラなどが国外に大量に流出しているのだ。

 ペットリバースでは、原料のペットボトルごみを市町村から引き受ける際、3年前は1キロあたり38円の処理料を受け取っていた。今年は逆に38円払って買い集める事態になっている。「これ以上値上がりすると経営が苦しい。せっかくの技術が生かせなくなる」と矢島副社長は語る。

 昭和電工でも昨年から廃プラが集まらず、今年は製造ラインの稼働率が初めて5割台に落ち込んだ。

 財務省の貿易統計によると、2006年に日本から輸出された廃プラ(ペットボトル含む)は129万トン。8年前の9倍に増えた。その92%は中国向けとなっている。

 ただ、「自由貿易の原則があるため、ごみとはいえ資源であれば輸出規制はできない」(環境省)のが現実だ。

 「日本と違い、中国では『ごみは資源』という感覚が根づいている。経済成長で需要が高まったところに、近年の原油高が拍車をかけた」。家電リサイクルに力を入れる三菱電機の元社員で、今は中国のリサイクル業界団体「中国有色金属工業協会」の顧問を務める平田郁之さん(66)は、流出の背景を分析する。

 エコタウン事業は、資源の海外流出を想定していたのだろうか。

 経済産業省は、原料が不足しても、ほかのエコタウンと連携し、ごみを融通し合えばいいという発想だった。だが、ごみは排出した地域内で処理すべきだとする「自区内処理の原則」が壁になり、連携の多くは構想段階で頓挫した。これに、ペットボトルなどを巡る海外との原料争奪戦が加わり、国内のリサイクル産業は“窒息状態”に陥りつつある。リサイクル原料のごみに限っては、自区内処理にこだわらず自由に流通させる規制緩和が必要だ。

 消費者側も、リサイクル製品がどのような技術によって生まれ、手元に届くかを知ったうえで積極的に使えば、結果としてリサイクル業者の支援につながる。早稲田大の寄本勝美教授(環境政策)は「海外流出を嘆くだけでなく、行政や業者が協力してリサイクルの仕組みを理解してもらう努力が必要だ」と指摘する。

 公害経験を原点にして独自の技術を築き上げた日本のリサイクル産業。今後、どう支え、育てていくかが問われている。(この連載は、地方部・高倉正樹が担当しました)

(2007年6月9日  読売新聞)

2007年8月 3日 (金)

(4)原料ごみが集まらない

ごみ収集車からかき出される食品ごみ。搬入量が少なく、処理機はなかなかいっぱいにならない(東京都大田区のアルフォ城南島飼料化センターで、高橋はるか撮影)

 「国内最大の設備なのに、原料の生ごみは処理能力の4分の1しか集まらない。宝の持ち腐れです」

 東京湾岸の「スーパーエコタウン」の一角にある、アルフォ城南島飼料化センター(東京都大田区)。運営会社の親会社にあたる収集運搬大手「東京クリアセンター」の藤岡太一郎常務はため息をつく。

 昨年4月に稼働した飼料化センターは、レストランやコンビニなどの食べ残しや消費期限切れ商品を乾燥させ、家畜飼料を作る。最新技術を駆使し、従来は6時間以上かかった飼料作り工程を90分に短縮した。

 センターに到着したごみ収集車が荷台を傾け、オレンジなど果物や野菜の切りくずを処理機の投入口に流し込むと、甘酸っぱいにおいが立ちのぼる。しかし、丸一日たっても集まるごみは35トンほど。最大容量の140トンどころか、採算ラインとなる稼働率6割、85トンにも及ばない。

 原料が集まらない最大の理由は、ごみとして捨てた方が安く済むためだ。

 飲食店などが都区内で食べ残しをごみとして出す場合、区条例に基づき、焼却・埋め立て処理費として1キロ・グラムあたり12・5円の手数料を区に支払う。一方、飼料化センターに持ち込む場合は処理費23円を払わねばならない。「リサイクルの意義を訴えても、コスト競争に明け暮れる外食産業の反応は鈍い」と藤岡常務はこぼす。

 2001年施行の食品リサイクル法は、事業者に対し、06年度までに食品ごみの20%を再生利用や減量化に回すよう求めた。しかし、この目標を達成できた食品事業者は現在、全体の2割弱。食品ごみを年100トン以上出し、目標未達成で行政指導にも従わない事業者の名前は今後公表される。

 農林水産、環境両省はさらに法改正でこれらの事業者に報告を義務付けるなど、指導を強化していく考えだ。「リサイクルに熱心な店には認証マークを与えるなど、環境配慮を促す仕組みを作るべきだ」(牛久保明邦・東京農大教授)との提言もある。

 リサイクルの成否のかぎを握る原料確保に、自治体は知恵を絞る。

 豊島(てしま)の産廃不法投棄で揺れた香川県。その60万トンに及ぶ豊島の廃棄物などを焼却処理する際に生じる灰(溶融飛灰)から有価金属を回収する工場など2施設が04年に完成し、エコタウンに承認された。

 計画段階でネックになったのが、「県外産廃受け入れ禁止」の原則。豊島事件の教訓から、県が1991年に打ち出した。しかし、リサイクルで採算が取れる処理量は月5000トン以上。県内の事業者が排出する産廃は840トンしかない。結局、リサイクル目的に限り、県外からのごみ搬入を認める県条例を制定した。操業開始から黒字続きで、「県外に門戸を開かなければ、今ごろエコタウンは頓挫していたはず」と、県資源化・処理事業推進室は見る。

 一方で、原料集めという課題を冷静にとらえる見方もある。

 エコタウン第1号が誕生した北九州市で99年、担当部署を新設することになり、その名称が議論になった。「環境産業推進室」という案が出されたが、「ごみの減量を目指すべきなのに、ごみを当てにする産業を推進するのはどうか」との指摘が出た。結局、現在の「環境産業政策室」に落ち着いた。「原料集めを優先するあまり、ごみを減らしにくい状況を招くのは本末転倒」。初代室長を務めた垣迫裕俊さん(現・企画政策室長)は話す。

(2007年6月8日  読売新聞)

2007年7月31日 (火)

(3)イメージ先行、看板倒れ

工場跡地を利用してのエコタウン計画は頓挫した(滋賀県米原市で)=高倉正樹撮影

 静まり返った構内に、人の背丈ほどの雑草が伸びる。赤くさびた炉や煙突。人影はない。

 滋賀県米原市にある住友大阪セメント(本社・東京都)の伊吹工場。1952年に操業を始め、一時は年200万トンのセメントを生産したが、2003年3月に停止した。跡地活用策として持ち上がったのが、リサイクル産業を集めてエコタウンを造る計画だ。事業活動に伴う産業廃棄物の県内処理を促進したい県と、新たな企業を誘致したい地元の伊吹町(当時)の思惑が一致した。

 県と町は同年11月、有識者らでつくる「エコタウン事業検討委員会」を設置。地主の住友大阪セメントは、ここでバイオマス発電に乗り出すと表明した。

 しかし、計画はいっこうに進まない。

 「県内の廃棄物の何割を利用するのかはっきりしない」「予定地を誰が更地にするのか。早急に具体化すべきだ」。翌04年の検討委会合で、委員から苦言が相次いだ。「燃料に木くずを使う製紙会社や電力会社が増えている。ごみの奪い合いで、必要な量が集まらないのではないか」と、計画の核となる発電事業の行方を心配する声もあった。

 その後、公募で14社のリサイクル事業の提案が集まった。しかし、05年2月に伊吹町を含む3町が合併、米原市が誕生すると、風向きが変わる。伊吹町以外の2町は、市外からごみを持ち込むことへの反発が強く、合併直後の3月市議会で平尾道雄・新市長は「白紙に戻すことも選択肢の一つ」と見直しを明言した。

 木くず確保に対する懸念も的中する。住友大阪セメントは同年2月、「バイオマス事業で名古屋市の製紙会社など5社に先を越され、原料確保が難しくなった」と、計画を断念した。

 結局、検討開始から3年後の昨年10月、エコタウン計画は白紙に戻った。米原市総合政策課の津田敏之課長は「中身が決まらないまま、エコタウンという言葉だけが先行した感がある」と振り返る。

                                        ◇

 福岡県大牟田市のエコタウンでも、計画の甘さが問題になった。

 中核施設は、生ごみなどの可燃ごみから固形燃料(RDF)を作るRDFセンターと、それを利用した発電所。02年12月、稼働を開始した。エコタウンの総事業費250億円のうちセンターと発電所は195億円を占める。発電所の事業費の37%に当たる39億円は国が補助した。

 市は当初、エコタウン内でRDFの焼却灰から路盤材を作る予定だった。が、処理技術が追いつかず、路盤材製造をあきらめた。やむなく、焼却灰は山口県のセメント業者に金を払って処理してもらうことになった。発電所は支出増加分を市町村からのごみ処理委託料の値上げで埋めることができる契約を結んでいた。委託料は、1トンあたり5000円から9500円と倍近くに跳ね上がった。

 発電所では、貯蔵サイロ内の発煙など事故も多発。03年、市民オンブズマンら37人が公金支出差し止め訴訟を起こす事態に。今年3月の福岡地裁判決は訴えを退けたものの、「計画策定時の予測に慎重さが欠けていた」「収支が悪化すれば、(更なる)委託料の値上げは不可避で、自治体が公金支出の追加を迫られる」と断じた。

 エコタウンに詳しい慶応大の細田衛士教授(環境経済学)は「『エコ』という言葉に安易に飛びついた自治体は、ビジネスとして採算ベースに乗せられず、苦戦している」と指摘する。

 〈バイオマス発電〉  木くず、家畜のふん、生ごみなどを燃やし、その焼却熱を使った発電。国は電力会社に対し、2014年度までにバイオマス発電の割合を05年度比で倍増させるよう促している。

(2007年6月7日  読売新聞)

2007年7月23日 (月)

(2)負の記憶、抱えて前へ

焼酎などのビンを洗い、再利用する工場は業績を伸ばしている(熊本県水俣市で)=高倉正樹撮影
 「鳥羽の魚と四日市の魚。同じ値段なら、鳥羽の方を選ぶやろ?」

 四日市ぜんそく訴訟の原告の一人で三重県四日市市の元漁師野田之一さん(75)は、たたみかける。「『公害のせいで臭い』と言われ、水揚げが激減した。今も磯津の港は打撃から立ち直れていない」

 野田さんの住む磯津漁港周辺を歩く。空き家が多い。「漁業をあきらめた若者がどんどん外に出て行く。年寄りが死ねば空き家になる」と野田さんは言う。

 磯津地区一帯でぜんそく患者が集団発生したのは、46年前の1961年夏だった。野田さんら住民9人は、隣接するコンビナートの企業6社を相手取り提訴。津地裁四日市支部の判決は72年、「ぜんそくの原因は工場が排出するイオウ酸化物」と断定、住民側の訴えを全面的に認めた。

 同年、三重県は公害防止条例を改正して、全国初のイオウ酸化物の総量規制を導入した。二酸化イオウ濃度(年平均)は、76年以降、市内10測定局すべてで環境基準(1日平均0・04ppm以下)を下回った。コンビナート付近の河川の水質は、90年代以降、魚が生息できる程度に改善された。しかし、魚の評判は、戻っていない。

 その四日市市のコンビナート内で、OA機器製造「鈴鹿富士ゼロックス」(本社・三重県鈴鹿市)が廃プラスチックのリサイクル工場を昨春建設し、全国25番目のエコタウンに認定された。市は「公害の克服経験を生かし、環境産業を育てたい」(工業振興課)と意気込む。

 公害都市から環境都市へ。しかし、野田さんは釈然としない。「黒い煙はなくなったが、公害は終わっとらん。終わったのなら、磯津の漁港をまた元通りに戻してほしい」

 「四日市公害を記録する会」の沢井余志郎代表(78)は指摘する。「工場が来れば街が発展するという発想がエコタウンにもある。でもそれでいいのか」

 市は起爆剤としてのリサイクル産業に期待する。コンビナート企業からの法人市民税は89年度の41億円をピークに下がり続ける。

 四日市をはじめ、かつての公害の街に続々誕生したエコタウン。熊本県水俣市では01年、エコタウンの承認を受け、使い捨てビンの再利用など七つのリサイクル工場が操業を始めた。「市民の環境意識が高い水俣ならではのエコタウン」を市は目指す。

 しかし、水俣病の公式確認から50年目の昨年11月、市内の旅館経営者らが県庁を訪れ、「水俣病が再び注目され、まだ海が汚れているという誤解を生む」と口々に訴えた。患者を支援する「水俣病市民会議」は「今なお認定申請者が5000人いるのに、幕引きしたがる人は多い」と嘆く。

 一方で、公害をあえて産業振興の原点に据える動きもある。94年、「みなまた茶」という無農薬茶が登場した。「イメージが悪い」という慎重論を押し切り、生産者有志が命名。「公害を経験した水俣だからこそ安心できるお茶が作れる」というメッセージを込めた。生協を通じて全国販売し、売り上げは順調だ。

 「被害者は『公害から卒業しよう』という行政の言葉に、過去にフタする空気を敏感に感じとる。でも街づくりに踏み出さないと何も変わらない。住民がもっと参加し、街の再生を担うようにしなくては」。水俣病研究の第一人者、原田正純・熊本学園大教授(環境福祉学)はそう痛感する。

 負の記憶を踏まえつつ、街の再生を目指す。そんなエコタウンがあってもいい。

(2007年6月6日  読売新聞)

2007年7月21日 (土)

(1)新産業、ごみも街も再生

手際よく部品が外されていく廃乗用車(北九州市の西日本オートリサイクルで)=高倉正樹撮影

 鉄と油のにおいが混ざり合う工場に、次々と乗用車が運び込まれる。ドアやボンネットが外され、ガソリン、オイル類を抜き取る。車を横倒しにしてエンジンを回収。配線部品を取り除き、車体は約60センチ四方、重さ450キロのサイコロ状の鉄塊に圧縮される。

 この間わずか8分半。鉄塊は新たな鉄鋼材料に、タイヤはセメント炉の熱源として再利用される。ドアやバンパーは中古市場へ。リサイクル率99%を誇る「西日本オートリサイクル」の廃車解体工程だ。

 関門海峡の入り口、北九州市響灘(ひびきなだ)地区の臨海コンビナート。新日本製鉄八幡製鉄所が出した鉱滓(こうさい)(精錬かす)などを戦前から埋め立ててきた2000ヘクタールの土地の一角には、同社をはじめ、国内有数のリサイクル工場26社が集まる。

 にぎやかな色彩の中古ゲーム機、高さ3メートルに野積みされた廃木材やがれきの山、様々な形の蛍光灯もある。ここで再生処理される廃棄物は19種類。公害の街といわれ、ばい煙が空を覆い尽くした60年代の面影はない。頭上は見渡す限りの青空だった。

 響灘地区は1997年、川崎市など他の3地域とともに「エコタウン」の第1号となった。

 「あらゆるごみを集め、ここで新しい産業を興したい」。96年7月5日、北九州市長応接室。末吉興一市長(当時)は、訪ねてきた松永和夫・通商産業省環境政策課長(同)に熱く語った。

 ペットボトルや缶などの分別・再利用を求めた容器包装リサイクル法の成立が95年。回収された廃棄物をリサイクルする産業を育てることが、政府の課題だった。リサイクル集積地の構想に、松永さんは「これだ」と直感、エコタウン事業の構想が固まった。

 「“迷惑施設”だったごみリサイクルが、プラスの価値に転じるきっかけを作れた」と、現在は経済産業省官房長の松永さんは自負している。

 北九州市は92年、リサイクル産業の誘致をいち早く打ち出した。その後、民間企業と研究会を重ね、廃棄物の種別ごとに採算性を分析してきた。

 その背景には、70年代以降の鉄冷えの構造不況があった。製鉄所の従業員は関連会社への出向など合理化の影響で減り続け、90年はピーク時の4分の1以下、1万人に減少。市の人口も5万人以上減った。「給料日は労働者が盛り場を埋め尽くした」といわれた往年の活況ぶりは見る影もなく、工場や社員寮が次々と取り壊された。

 エコタウンの中核企業の設立にあたっては、新日鉄が知恵を絞り、出資もした。元八幡製鉄所長の万谷興亜(おきつぐ)さん(現・新日鉄住金ステンレス相談役)は「ごみ屋が本当にもうかるのか、と陰口をたたく者もいた」と明かす。「それでも、鉄に代わって生きていくよすがは何か、死に物狂いで考えた。リサイクルに勝算があるか否かではなく、これで成功しなければ次はない。その信念が支えでした」

                                           ◇

 かつての公害の街や空洞化したコンビナートに次々と生まれたエコタウン。その現状と課題を探る。

 〈エコタウン〉 経済産業、環境両省の施策。先進的なリサイクル産業の育成がねらい。自治体が計画を作り、区域内に入る企業に対し、国が処理設備などの整備費を最大で半額補助する。計26のエコタウンが誕生、2005年度限りで補助金交付は終了した。

(2007年6月5日  読売新聞)

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都立水元公園 2010年5月3日

  • ベニシジミ
    気温28℃久々のいい天気です。ツマキチョウを観察しに行きました。

都立水元公園 2009/8/15

  • 20090815_291
    今回は写真のみです。お楽しみください。

都立水元公園 2009/7/14

  • 講師紹介3
    2009年7月20日 立正佼成会葛飾支部壮年部主催の自然観察会をタカエコと大野文恵さん(小説家・野草研究家)と事前調査した一部です。

都立水元公園 2009/4/4 桜

  • 都立水元公園 2009/4/4 桜3
    2009年4月4日の都立水元公園です。

都立水元公園 2008/12/01

  • ムクロジ
    比較的暖かな日で、風も無く観察しやすかったです。

都立水元公園 2008/9/11

  • 蓮田
    曇天で後に降られました、気候としては涼しくてすごしやすかったです。いよいよアオマツムシが昼間鳴きだしました。

都立水元公園 2008/8/12

  • コサギプレート
    2008/8/12の水元NOW

都立水元公園2008/7/16

  • チョウトンボ
    2008/7/16の水元公園です。

☆地球のふところで生命に出逢う

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日野市楽しい環境講座2008第3講座

  • Img_0129
    今年で3回目のお招きです。より充実した内容で現状の地球環境問題をビジュアルで紹介し、エコ仲間を増やせる講座にできたと思います。  2008/7/27 講座概要(スケジュール) http://www41.tok2.com/home/takaeco100/hino.html 当日レジュメ http://www41.tok2.com/home/takaeco100/hino1.html 日野市ホームページ http://www.city.hino.lg.jp/index.cfm/1,html 日野市環境講座 日野市たのしい環境学習講座 http://www.city.hino.lg.jp/index.cfm/1,45622,170,1608,html

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