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2010年8月7日 コゲラの会都立水元公園夜間観察会

  • お祭り状態
    暑い夏です。水元公園は夜を迎え風が心地よくなりましたが、林の中は湿度が高かったです。残念ながら昨年に続いてのノコギリクワガタ観察にはいたりませんでしたが、クツワムシの大量発生を確認できました。東京23区内ですよ。

環境浄化植物

  • 2010/5/10
    環境浄化植物「サンパチェンス」を一人でも多くの人に知ってもらうため、ここではサンパチェンスのことをちょっとだけ詳しく紹介していこうと思います。

第二回エコツーリズム

  • Park2odaiba_019
    2010年3月28日に実施された第二回エコツーリズムミステリーツアー(浜離宮庭園とお台場第六台場)のカワウ探求ツアーです。

第一回エコツーリズムin水元公園

  • Img_8958
    水元公園で行われたタカエコ・橋本プロの自然観察会の写真集です。

2009 かつしかっ子探検隊

  • Takasagowoodstock2009_017
    2009/10/10 荒川河川敷自然公園、天高く馬肥ゆる秋、秋空の下、かつしかっ子探検隊(葛飾区環境部環境保全課主催)が開催されました。 講師は、タカエコ(福岡清治郎)とプロ自然案内人の橋本浩基さんです。 当日のプログラム ・植物たちの越冬戦略 - くっき虫を探してみよう -  コセンダングサ・アメリカセンダングサ・オオモナモミ等多数 ・秋の虫観察  コオロギ・バッタ類、カマキリ等 ・秋のギフト  六つの部屋のある箱にグループ毎に色々な自然の贈り物を詰め込みました。

2009年8月8日 コゲラの会都立水元公園夜間観察会

  • ウスバカミキリ
    コゲラの会に講師として招かれたタカエコ。午後三時よりクヌギの木にトラップを仕掛けます。果たして結果は?

スプリングエフェメラル

  • アズマイチゲ
                       

わたしにできること

  • 省エネ家電の導入
    身近な工夫から新エネルギーを使用した大きな提言まで、エコカルタも含めて収録してあります。ぜひ、今から実行してください。

東京23区秋の鳴く虫観察会

  • カネタタキ
    東京23区内でも十数種の鳴く虫を楽しむことができます。 聞きなしは、習うより慣れろで、場数を踏むしかありません。 生息環境、住み分けを知っていればこの半分はわかります。 頭上の樹木にいるマンション族、これはアオマツムシだけです。 腰から頭くらいの中層の住人、これらは、カンタンとカネタタキだけです。残りのほとんどが地面にいるジベタリアンです。 秋の夜長をお楽しみください。

タカエコ映像集

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都会のナチュラリスト入門講座ー土手・街のバッタたち

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タカエコの都会のナチュラリスト養成講座・野鳥編

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タカエコの都会のナチュラリスト養成講座・食い物編

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タカエコの都会のナチュラリスト養成講座 むしたちの越冬戦略 PART2

  • クロナガオサムシ
    タカエコの都会のナチュラリスト養成講座 むしたちの越冬戦略 PART1には、本来51枚の写真が掲載してありましたが、サーバーとの相性が悪く、全部反映されませんので、こちらに半分移しました。 サムネイルの写真の上をクリックするとそのむしにいけます。 ホームページトップに戻る時は、左上部のhttp://takaeco1.cocolog-nifty.com/をクリックして下さい!

タカエコのナチュラリスト講座ー知ってて欲しい帰化動物たち

  • ワカケホンセンインコ
    多くの移入種が、帰化動物となって生態系に脅威を与えている現状を理解しましょう。 タカエコトッブページへは、左上アドレスをクリック!

都会のナチュラリスト入門講座ー都会のセミ事情

  • 羽化殻
    都会(東京23区)のセミは6種類 何がいるのかな? 2008年近況 5月の低温・多雨を受けて、アブラゼミ・ミンミンゼミが数を減らしています。湿地の好きなニイニイゼミは逆に数を増やしています。 ツクツクボウシも例年より一週間程、早く出ています。 出前講座の受付は、以下まで! takaeco1@w5.dion.ne.jp 2008年度は満杯でお受けできません。来年の予約は承ります。

動物たちの事件簿・生態系編

  • ハリネズミ
    生態系のピラミッド 底辺が狂ったり、最上部がいなくなったりで崩壊の危機。 見て、実証してください。 報告は、以下へ。 takaeco1@mcn.ne.jp

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    人為的な行為によって、各地で様々な事件が勃発。

エコカルタ

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世界一不思議な場所・東京都上野不忍池

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屋上緑化 -『ストップ! ヒートアイランド」

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サンゴ白化現象

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首都圏近郊桜の名所

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ごみ問題

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2007年 かつしかっ子探検隊

  • ムラサキツバメ
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街並みウォッチング

  • 街並みウォッチング終了
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  • 森の木と牡蠣の養殖の関係
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2007年 中央区環境講座

  • 2008年7月3日の講座1
    2007年8月18日の講座風景

葛飾区・自然環境レポーター・50の生物指標

  • ヒヨドリ
    2008年 葛飾区自然・環境レポーター研修 講師 タカエコ 環境カウンセラー 福岡清治郎 2008年9月1日 19:00 葛飾区ウィメンズパル二階視聴覚教室 ・50の指標生物 ・動物たちの事件簿 ・わたしのできること 2時間 http://www.city.katsushika.lg.jp/kurashi/141/014163.html

地球崩壊 - 人類への警鐘 -

  • UCLA サットン教授の講義
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Google Earthの学習利用・講座利用の考察

  • フードマイレージ
    Google Earthの小中学校の総合的な学習の時間、多岐にわたる授業への活用、市民講座・環境講座への利用など、活用方法を考察していきます。新しい展開と手法なので、概略を紹介しますが、データが蓄積され次第、詳しい記述を書き足していきます。

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現代温泉考

2007年4月24日 (火)

(5)死亡リスク 混浴で軽減

なごやかな会話もはずむ雪の露天風呂(秋田県・乳頭温泉郷「鶴の湯」で、岩波友紀撮影)
「これまで気ぃよう入ってたのに、びっくり。条例が実態に合うてないのとちゃうか」

 兵庫県三木市の市営浴場「吉川(よかわ)温泉よかたん」は、炭酸含有量「日本一」が自慢。そこの家族風呂常連客、岡島久敏さん(81)、征子さん(66)夫妻は、こう憤った。きっかけは、県が「家族風呂は混浴にあたる」として昨年8月、市に「介助目的以外での入浴禁止」を指導したことだった。混乱は、志賀直哉らに愛された城崎(きのさき)温泉などにも飛び火した。

 1964年に施行された県条例では「6歳以上の男女を混浴させないこと」を規定しており、小学生が両親と一緒に、あるいは夫婦が家族風呂を利用することも「条例違反」となる。「銭湯」での風紀の乱れを懸念して定めた条例で、日帰り施設が対象。旅館の家族風呂は認められてきた。

 ところが日帰り施設「よかたん」の客の多くは、近所のお年寄りや家族連れ。昨年の家族風呂利用者4635組のうち、4割は親子連れ、3割は40~60代の夫婦だった。指導に反発した三木市は、身分証明書を提示してもらい、家族であれば利用を認める形で家族風呂を継続。また古くから「外湯」に家族湯を設けてきた城崎温泉でも、「外湯は文化のひとつ」(城崎温泉観光協会)として、従来通りの営業を続けている。

 同種の条例が、実は多くの都道府県にあるが、大半は「風紀上、支障はない」として特例的に「家族風呂」を認めたり、「黙認」したりしているようだ。

 一方で、“混浴の意義”がいま再評価されている。家族だんらんを求めたり、入浴事故が心配で夫婦で入りたいという高齢者も増えたからだ。

 生活中のリスクを調べている中谷内一也・帝塚山大学教授(45)によると、「入浴中に水死」するリスクは人口10万人当たり2・6人で、火災による死亡リスク(1・7人)より高い。「65歳以上の人では9・9人。誤飲と並んで、生活上の大きなリスクになっている」という。東京都老人総合研究所の推計でも、高齢者が入浴中に突然死する症例(SEDB)は年間1万人余。寒い脱衣場から熱い浴槽に入ったり、熱いお湯から出た後などに血圧が低下、気を失う例も多い。救命には早期発見が第一。これが混浴の需要にもつながっている。

 一方、「混浴は恥ずかしい」という人向けに、水着とは違う入浴用の「湯浴(ゆあ)み着」も進化している。

 自身もがんを患った経験を持つ、東京・練馬区の小林光恵さん(56)、加藤ひとみさん(52)姉妹が開発した入浴着「バスタイムカバー」は、乳がんなどの手術あとを隠す。着けたまま体を洗って入浴し、脱がずにそのまま衣服を着られる。

 柔らかな着心地、高いはっ水性。信州大学では、糸くずがほとんど出ないことや、石けんかすが残らないことなどから、「着たまま浴槽に入っても衛生上問題ない」と、評価した。長野県も県内の温泉で利用をPRするなど、乳がん患者を中心にファンを広げている。

 現在は「胸用」だけだが、下半身も隠れる入浴着を求める声は、人工肛門(こうもん)手術を受けた男性らからも多い。近く、上下そろえた湯浴み着を売り出す計画だ。

 混浴の千人風呂で有名な青森市の酸ヶ湯(すかゆ)温泉。温泉ファンたちが混浴時のマナーを記した看板を掲げた。

 「見れば 見せれば まいね(いけません)」

 (この連載は編集委員・小出重幸、科学部・本間雅江、地方部・高倉正樹が担当しました)

(2007年2月10日  読売新聞)

2007年4月23日 (月)

(4)余った熱で無駄なく発電

八丁原地熱発電所の出力は11万キロ・ワット。国内では最大だ(大分県九重町で、秋月正樹撮影)

 「温泉は熱ければ良いという物じゃない。適温まで冷ますのが大変なんです」

 群馬県草津町に伝わる「湯もみ歌」は、熱泉を板でかき混ぜて冷却する習慣が作り出した民謡だ。毎分7000リットルを湧出(ゆうしゅつ)する町内最大の「万代源泉」は、96度もある。そこで中沢敬(たかし)町長(57)はいう。「水を加えてしまったら町の看板、『泉質主義』が泣く。現在、水道水と熱交換させて源泉を冷ましていますが、それでも余って捨てている熱水を発電に活用したいのです」

 1904年にイタリアで始まった地熱発電は、日本でも66年に開始され、現在18か所、計55万キロ・ワットの出力を備えている。この大半は、地中深くから200度以上の高温水蒸気を引き、発電用タービンを回す仕組み。ところが最近、100度以下でも効率よく発電できる装置が実用化された。

 米国のアレックス・カリーナ博士が考案した「カリーナサイクル発電」は、水の代わりに沸点の低いアンモニア水を熱媒体に活用。熱水の中にアンモニア水のパイプを通してアンモニアを沸騰させ、その蒸気でタービンを回す。国内では99年に製鉄所の余熱を使った発電が開始された。草津町の挑戦は、この最新式発電機に「湯もみ」役をさせようというのだ。

 96度の源泉をカリーナ発電で76度まで下げ、さらに水道水と熱交換して54度で入浴用に配湯。水道水は64度に温められて家庭などに給湯される仕組みだ。1000キロ・ワットの発電機を回し、その分の二酸化炭素排出量、年間約4000トンを削減するという“一石四鳥”のプロジェクト。これに環境省が呼応した。

 昨年11月、環境、経産両省は「再生可能エネルギー高度利用地域計画」に認定。事業費(約6億円)の半分を国が補助、町と町民出資の新会社が事業を担う計画だ。温泉でのカリーナ発電は世界初の試みになる。

 ところが、地元には新技術導入に慎重な意見も多い。2月5日に開かれた町議会全員協議会では、「アンモニアが温泉に混入しないか」、「失敗したら出資金を市民に返せるのか」などの心配が投げかけられた。

 「私も温泉街出身なので、リスクは避け、現状維持したい気持ちはよくわかるが、国際温泉リゾートを目指すならば世界に向けて『地球との共生』を発信する必要がある。挑戦の意義とリスク克服への努力を理解してもらいたい」。スイスなどで十数年、ホテル運営に携わった経験を持つ国際派町長は、こう訴える。

 一方、草津プロジェクトは、地熱研究者からも注目されている。日本の地熱開発はこの10年間、冬の時代だったからだ。

 行政の後押しで急成長してきた地熱開発は、財政状況が悪化した97年、「新エネルギー」の助成枠からはずされた。以後、新規開発はほとんどストップ。この間インドネシア、米国など世界各国の地熱開発は着実に伸びている。産業技術総合研究所の村岡洋文・地熱資源研究グループ長(55)は「純国産の持続可能エネルギーで、二酸化炭素排出が極めて少ないなど、地域エネルギーとして優れた特色を持つ」という。経産省も地熱見直しを始め、総合資源エネルギー調査会は今月6日、草津を念頭に「温泉水活用の地熱発電も推進する」との報告書をまとめたばかりだ。

 草津温泉の価値を世界に発信したのは、明治政府が招聘(しょうへい)したドイツの医学者、ベルツだった。日本人を愛する一方で、挑戦や試行錯誤を避け、「最新の成果のみを引き継ぐだけで、根本にある精神を学ぼうとしない」(ベルツの日記)姿勢を批判していた。草津プロジェクトは彼の精神を引き継ぎ、地熱再興の灯を掲げることができるだろうか。

(2007年2月9日  読売新聞)

2007年4月21日 (土)

(3)「かけ流し有害」に困惑

温泉街の中心、湯畑。豊富な湯量を誇る源泉のひとつだ(群馬県草津町で)
 
   温泉旅館の排水口から勢いよく流れ落ちる水。急峻(きゅうしゅん)な渓流のあちこちで湯気が上がる。名取川に寄り添うように大小の旅館が連なる秋保(あきう)温泉(仙台市)。かつては伊達政宗も傷を治したと伝わる湯治場の、ごくありふれた日常の一幕だ。

 全国で湧出(ゆうしゅつ)し、川などに流れ出る温泉の総量は、毎分271万リットル(04年度、環境省調べ)。この排水問題が今、各地の温泉地を悩ませている。

 発端は2001年7月、水質汚濁防止法の省令改正で、フッ素とホウ素の排水基準が新たに設けられたことだった。世界保健機関(WHO)が1998年、人体への影響を報告したことなどをきっかけに、環境省が規制すべき有害物質に加えた。

 これが温泉業界に困惑を広げた。温泉の条件の一つは、硫黄やラドンなど19物質のいずれかを一定以上含むこと。フッ素やホウ素(メタホウ酸)も、大事な温泉成分になっているからだ。秋保温泉旅館組合の佐藤勘三郎組合長(45)は「長年築いてきた温泉の伝統そのものが根底から揺らいでしまう」と、新たな規制に戸惑う。

 2物質は、国内の大半の温泉に含まれるといわれる。日本温泉協会(東京都中央区)は、北海道から九州まで、少なくとも40の温泉地で排水基準を超える可能性が高いと予測。リストには、草津や有馬など、東西の名だたる温泉がずらりと並ぶ。秋保温泉のホウ素も、基準の6倍以上に達するところがある。

 環境省は「有害物質の除去技術が確立されておらず、すぐに新基準に対応できない」と判断、温泉旅館に対して暫定基準を設けた。ホウ素は本来の基準の50倍、フッ素も1・8~6・2倍に緩和された。この暫定基準は3年間に限る予定だったが、04年に再度、3年の延長を決めた。その基準の2度目の見直し時期が、今年7月に迫っている。

 昨年2月、草津温泉の関係者が環境省に陳情に訪れた。主な源泉すべてでフッ素の値が新基準を超過する可能性があり、旅館ごとに処理すれば数千万円の設備投資を要する。「これでは経営が成り立たなくなる」というのだ。

 草津では、強酸性の排水を各旅館から排湯管で湯川に流し、下流の国土交通省施設で中和処理している。処理後は基準を下回ることから、「処理施設までを一事業所と認めてほしい」と訴えた。水質汚濁防止法は川に流入する時点で規制されるため、現在のままでは町の主張は認められない。

 一方、ホウ素の含有量が全国でも特に高い松代温泉(長野市)も、不安を募らせる。温泉を運営する市開発公社の徳永昭行・企画課長(53)は「井戸水などで薄めれば濃度は下がるが、それでは源泉かけ流しなど『本物』の温泉が消えてしまう」という。

 温泉愛好家の関心も高い。インターネットでは「本格温泉消滅の危機」などと掲げるサイトが増え、意見が飛び交う。

 環境省は、有害物質除去技術の実用化が遅れていることを理由に、今回も暫定基準の適用延長を検討中。専門家の意見を聞き、近く正式決定する予定だ。

 昨今の温泉ブームに後押しされ、全国の温泉湧出量は40年前の約3倍。そのうち7割は自然湧出ではなく、地中から動力でくみ上げたものだ。環境や健康への影響が生じるのなら回避しなければならない。

 中央温泉研究所(東京都豊島区)の甘露寺泰雄所長(76)は「温泉排水の問題は長年、業界のタブーとされ、対策が先送りされてきたが、人為的な開発が増えた今、温泉排水の処理は避けて通れないだろう」と指摘している。

(2007年2月8日  読売新聞)
   

2007年4月19日 (木)

(2)掘削ブームに枯渇の影

火柱を上げる東京・北区の温泉掘削現場(2005年2月10日、米山要撮影)
 東京・北区で2年前の2月10日に起きた爆発火災が、東京の温泉ブームに火を付けた。

 火災は温泉掘削現場で発生。地層中からメタンが噴出、引火爆発し、高さ20メートルの火柱が一昼夜にわたって燃え続けたのだ。このショックで、北区ではその後温泉開発は一件もないが、火災は技術的に防ぐことができ、逆に都内の温泉掘削件数は伸び続けている。事故の翌年度に7件の温泉がオープン、昨年度も10件以上新規の温泉掘削申請があった。池田茂・東京都水環境課長は「事故によって、都内を深く掘ればどこでも温泉が出てくることが、広く知れ渡ってしまったからです」という。

 東京の地下を支える沖積層の下には岩盤があり、その上に水分がたまっている。深いほど地下水温は上昇し、1000メートル地下では約30度。温泉法では25度以上あれば「温泉」と呼ぶことができるため、深くさえ掘れば「どこでも温泉が出る」わけだ。都内の温泉約140件のうち、深さ500メートル以上の地下から湯をくみ出す大深度温泉は、50件以上にのぼる。掘削費用の低下も拍車をかける。現在1メートル掘削する費用は6~7万円。この20年間に約4割安くなり、温泉掘削会社ドリコの菊池賢一部長によると、温泉が出れば「掘削費用は5、6年で元が取れる」という。これが「日帰り温泉施設」のブームを作りだし、全国都市部の大深度掘削は、年250件を超える。

 しかし「温泉」は決して安定した資源ではない。掘削が増えれば枯渇や地盤沈下を引き起こす恐れがある。都では火災後、温泉使用量を制限したり、掘削場所を1キロ以上離すなどの規制に乗り出している。一方、昔ながらの温泉地も枯渇問題に直面している。

 愛知県吉良町の吉良温泉では、10年以上前から源泉が枯れ、水道水を加熱して温泉と偽っていたことが発覚、社会問題化した。全国的に湯量減少、温度低下、成分が薄まるなどの現象に悩む温泉地は少なくない。

 神奈川県箱根町の箱根温泉でも、40年来、源泉水位の低下傾向が続いている。危機感を募らせた県では、1967年から保護地域を定めて新たな掘削を制限、くみ出す湯量を制限するなどの規制を行ってきた。その成果か、箱根湯本のいくつかの源泉では、下がり続けていた水位が横ばい状態に落ち着いてきた。こうした中で、現在も源泉と親密につき合い、安定活用を続けているところもある。

 箱根火山の中心部、駒ヶ岳山腹の芦(あし)の湯は、江戸時代の浮世絵にも描かれた古い温泉だ。そこの「松坂屋本店」を訪ねた。

 お湯を引くパイプに沿って旅館裏手の木立を上ると、硫黄の臭気が漂う中に直径1メートル余の源泉井戸があった。松坂宣彦社長(63)が、備え付けのエアポンプとブラシを使って井戸の内部に付着した白い湯の花をかき落とす。コツのいる力作業だが「怠れば湯の花が詰まってしまう。代々、こうして源泉を守ってきたのです」という。バルブを開くと、源泉から湯の花が大量に噴出し、新たに流れ出したお湯は透明なエメラルド色だった。

 源泉の掃除や管理を専門の企業に依頼する旅館が多いが、ここでは家族や従業員が週に1度、掃除を続ける。わき出すアルカリ性硫黄泉は毎分220リットル。しかしポンプでくみ出す量は「8分目」にとどめている。

 掘削やくみ上げ技術が向上しても、温泉は「生き物だ」と松坂さんはいう。

 「どこか調子が悪いところがないか、無理をしていないか、自然の恵みを気づかう心が、『温泉場』を続かせてきたのです」

(2007年2月7日  読売新聞)

2007年4月12日 (木)

(1)効能って?励まし合って心ぽかぽか

健康維持のため岩盤浴をする人たち(秋田県仙北市の玉川温泉で、岩波友紀撮影)

 八幡平の秋田県側山麓(さんろく)。深い雪景色の渓谷を登ると、ぽっかりと積雪のない一帯に出た。もうもうと立ちこめる蒸気と、むせ返る硫黄の臭気。賽(さい)の河原を思わせる岩の上に、ビニール張りのテントが並ぶ。8畳ほどの内部には男女9人がゴザの上に横たわっていた。

 「ここ、空いてるよ」。見知らぬ人に促され、薄い毛布1枚で横になった。ごつごつした岩肌の熱が背中から伝わる。外は氷点下だが、たちまち手足の先まで温まり、10分もすると、全身から汗が噴き出した。

 玉川温泉(秋田県仙北市)は、pH1・05という強酸性の源泉と、この「岩盤浴」で知られる。人里離れた静かな湯治場だったが、約10年前、テレビ報道をきっかけに難病の患者が殺到するようになった。夏は日帰り客を含め連日1500人、積雪で一般車の通行が制限される冬でも、月3000人が宿泊する。

 「私は腎臓がん。右隣は2人とも乳がんよ」

 隣で寝ている秋田県の女性(59)がささやいた。5年前に手術後、玉川温泉のことを口コミで知り、年2回、2週間ずつの湯治を始めた。「病院は胃なら胃、腸なら腸だけを治そうとする。ここは全身に効くの」。汗が出やすい体質に変わり、症状も落ち着いているという。

 「抗がん剤を打ちながら来た」「手の施しようがないと医師に告げられた」。そんな末期患者も続々と訪れる。滞在中に体調が悪化し、温泉から救急車で運ばれる人も、毎月数人いる。

 しかし、その効能は未解明な部分が多い。温泉周辺で産出される「北投石」は微量のラジウムを含む。田崎和江・金沢大教授(地球環境科学)らが2003年、現地で測定したところ、通常の生活環境の18~24倍の放射線量を検出した。田崎教授は「放射線治療に似た効果が、病の進行を遅らせるのかもしれない」と推測するが、メカニズムは不明だ。

 温泉の効能は、どこまで解明されているのか。

 草津温泉(群馬県草津町)は、江戸中期から知られる皮膚病の湯治場だ。群馬大付属病院草津分院が1990~2002年、成人型アトピー性皮膚炎の入院患者131人を調べた。1日1~2回、温泉浴を続けたところ、8割(106人)の皮膚症状が改善した。久保田一雄・元草津分院長は、強酸性の温泉水に加え、湯に含まれるマンガンやヨウ素の成分が、黄色ブドウ球菌などの殺菌作用を高めることを確認している。

 温熱効果の研究でも新しい展開があった。

 重い心臓病は従来、入浴を控えるべき「禁忌症」に挙げられていた。しかし、鄭忠和・鹿児島大教授(循環器学)らが、10分間の入浴とその後30分間の安静保温という治療を行うと、血管が広がり、心機能はむしろ改善することが判明。発汗によって精神的にも安定し、不眠や便秘も改善した。これまでの温泉の常識を覆す治療効果だった。

 こうした新たな研究成果を踏まえ、環境省は25年ぶりに、泉質ごとの適応症や禁忌症の基準を見直すことになった。現在の基準は主に、湯治場の言い伝えや経験則から、「塩化物泉は切り傷、慢性皮膚病に効く」などと決めてきた。今回は医学的に根拠を検証し、08年度にも新基準を策定する。

 一方で、科学的に把握しきれない効能もある。玉川温泉を毎年訪れる愛知県の女性(57)は、こう話す。

 「ここは同じ病の仲間が集まり、情報交換して励まし合う場所。来る時は暗い気持ちでも、最後は笑顔で家に帰れるの……」

                       ◇

 地震・火山国、日本の大切な自然資産、温泉。それを取り巻く話題をお伝えする。

(2007年2月6日  読売新聞)

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都立水元公園 2010年5月3日

  • ベニシジミ
    気温28℃久々のいい天気です。ツマキチョウを観察しに行きました。

都立水元公園 2009/8/15

  • 20090815_291
    今回は写真のみです。お楽しみください。

都立水元公園 2009/7/14

  • 講師紹介3
    2009年7月20日 立正佼成会葛飾支部壮年部主催の自然観察会をタカエコと大野文恵さん(小説家・野草研究家)と事前調査した一部です。

都立水元公園 2009/4/4 桜

  • 都立水元公園 2009/4/4 桜3
    2009年4月4日の都立水元公園です。

都立水元公園 2008/12/01

  • ムクロジ
    比較的暖かな日で、風も無く観察しやすかったです。

都立水元公園 2008/9/11

  • 蓮田
    曇天で後に降られました、気候としては涼しくてすごしやすかったです。いよいよアオマツムシが昼間鳴きだしました。

都立水元公園 2008/8/12

  • コサギプレート
    2008/8/12の水元NOW

都立水元公園2008/7/16

  • チョウトンボ
    2008/7/16の水元公園です。

☆地球のふところで生命に出逢う

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日野市楽しい環境講座2008第3講座

  • Img_0129
    今年で3回目のお招きです。より充実した内容で現状の地球環境問題をビジュアルで紹介し、エコ仲間を増やせる講座にできたと思います。  2008/7/27 講座概要(スケジュール) http://www41.tok2.com/home/takaeco100/hino.html 当日レジュメ http://www41.tok2.com/home/takaeco100/hino1.html 日野市ホームページ http://www.city.hino.lg.jp/index.cfm/1,html 日野市環境講座 日野市たのしい環境学習講座 http://www.city.hino.lg.jp/index.cfm/1,45622,170,1608,html

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