サンゴ礁の貝、大阪湾で生息 北限、100キロ北上
神戸市沖で見つかったヒレジャコガイ(写真手前)=10月28日、水中写真家・赤木正和さん撮影
二枚貝の仲間で、熱帯や亜熱帯のサンゴ礁の海にすむ「ヒレジャコガイ」が、大阪湾に生息しているのが見つかった。これまでは本州最南端の和歌山県串本町の近海が分布の北限とされていた。温暖化の影響かどうかは、はっきりしないが、100キロ以上も北上したことになる。
現場は神戸市須磨区の海岸から約70メートル沖合。深さ3メートルの海底で貝殻を大きく開き、ドレスのフリルのように波打つ軟体部を露出させていた。貝殻の横幅は約14センチだが、成長すると50センチに達する。
東京海洋大の土屋光太郎・准教授(軟体動物学)は「貝殻の表面に付着したフジツボの状態からみて、この海域で越冬して、少なくとも1年以上は生き続けているようだ」と話す。(山本智之) Asahi.com
<写真:at 志摩マリンランド by ジャマランディ様 >
インド洋・西部太平洋の熱帯域に広く分布。国内では主に奄美大島以南でみられますが、和歌山県で発見された例もあります。
殻の表面にひれ状の突起が何列にも並ぶことからこの名前がつけられました。外から見える外套膜の色は、共生している藻類の色によって様々です。
浅いサンゴ礁域に生息し、岩やサンゴの表面に足糸(そくし)と呼ばれる糸で体を固定させています。外套膜の内部に共生藻をすまわせており、藻類が光合成によって作る栄養分を利用して暮らします。
殻長はふつう25cmほどですが、大きなものでは40cm近くなることもあるようです。























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