「鮭の日」にサケ戻る 福岡・遠賀川で2年ぶり
九州の1級河川で最悪の水質とされる福岡県の遠賀川にサケが帰ってきた。国土交通省遠賀川河川事務所(同県直方市)は12日、河口付近に仕掛けた網にサケ1匹がかかった、と発表した。サケは体長72センチ、体重2.7キロのオス。遠賀川水系での発見は06年12月6日以来、約2年ぶり。 11日午後4時半ごろ、遠賀漁業協同組合の漁師が、同県芦屋町の河口付近の左岸にある調査用の網にサケがかかっているのを見つけた。河川事務所職員が確認した時にはすでに死んでいたという。 遠賀川はサケ遡上(そじょう)の国内南限とされ、上流には全国で唯一、サケを祭る鮭(さけ)神社(同県嘉麻市)もある。今回のサケは、同神社で12月13日にある「献鮭祭(けんけいさい)」で奉納される。 かつて炭鉱施設から流れ出た選炭水で黒く濁り、「ぜんざい川」とも呼ばれた遠賀川で、サケは水質改善のシンボル。毎年、稚魚が放流されているが、昨年は少雨などで確認されなかった。 くしくも11月11日は「鮭の日」。同事務所職員は「11日に見つかったのも何かの縁。日頃の放流活動が実を結んでよかった」と話した。 ASashi.com
























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