池を染める真っ赤な浮草 名古屋で大阪で
大阪城のお堀に発生している赤いウキクサ=29日午前、大阪市中央区、日吉健吾撮影
赤く染まった池面をマガモの群れが泳いでいた=名古屋市西区の庄内緑地公園、竹谷俊之撮影
名古屋市西区の庄内緑地公園のボート池で真っ赤な浮草が水面を埋め、訪れた人を驚かせている。公園を管理する庄内緑地グリーンプラザによると、約1.7ヘクタールの池の半分が赤く覆われている。
兵庫県立「人と自然の博物館」の鈴木武研究員によると、この植物はアカウキクサ科の「アゾラ・クリスタータ」と呼ばれる中南米原産のものを農業用に改良した「雑種アゾラ」。水田の肥料となり雑草の抑制効果もあるとして、全国の稲作などで利用された。
05年にアゾラ・クリスタータが特定外来生物に指定されたため農業利用は減ったが、水田などから流出したり、野鳥の脚に付着したりして広がったと見られる。大阪城の堀などでも大量発生が確認されている。鈴木研究員は「公園などでは異様な風景に見られるので、気長に駆除するしかない」。
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