駐車場に芝生、都市冷やそう パーク24が実験
実験が始まった駐車場。女性のいる場所が遮熱透水性舗装、後ろが芝生、白線の右が保水性舗装。気温33度を記録する中、アスファルトは約54度だったが芝生は約36度だった=東京都多摩市関戸1丁目、永沼写す
都市のヒートアイランド対策に向け、駐車場内に芝生や特殊な舗装を施して地面の温度を下げる実験に、全国で貸し駐車場を展開する「パーク24」(本社・東京)が取り組んでいる。都市の温度上昇の原因の一つ、アスファルトの蓄熱の影響を和らげる道を探る。
実験は東京都多摩市の駐車場で実施している。普通のアスファルトのほかに、砂利敷き、芝生敷き、アスファルトの中に水を蓄えられる保水性舗装、日光を反射する塗料を塗って水はけもいい遮熱透水性舗装の計五つの地面の温度変化を計測。維持管理にかかる費用も含めて検証する。
従来の研究では、普通のアスファルトに比べ、芝生で20度、保水や遮熱透水性舗装で10度ほど温度を下げることができるという。実験に協力する明治大学理工学部の酒井・加治屋研究室によれば、「五つの温度変化を同じ条件で実験するのは初めて。民間企業がコストを含めて検証する意義は大きい」と話す。
実験結果は今秋にも公開される予定。同社は「タイムズ」の名称で、全国8千カ所以上、約23万台分の貸し駐車場を運営しており、「舗装を変えることでコストは倍以上になるが、実験結果を見極め、都市を冷やすのにつなげていきたい」としている。(永沼仁) Asashi.com























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