秋の鳴く虫観察会2008
秋の鳴く虫観察会2008が、葛飾区8月26日を皮切りに始まりました。 9月の半ばまで、皆さんと直接お会いできると思いますが、全てをアップロードできませんので、本日開催の葛飾区西亀有せせらぎ公園での「秋の鳴く虫の女王カンタンの夕べ」を記載します。
葛飾区では区内の5箇所の公園にカンタンの里(生息地)を設けて保全し、毎年この時期に、講師の解説を交えながら、カンタンなど草むらに潜む虫の声に耳を傾け、秋の気配を感じていただく鑑賞会を行っています。http://www.city.katsushika.lg.jp/event/143/014316.html
これは、ドイツ語を語源とするビオトープ(生物の住む場所)の意味で、人為的に生物生態系を造っています。まず、表示の看板を見ました。間違いだらけ、「鳴く虫の女王」、鳴くのは、オスですから「鳴く虫の王子様」が正解でしょう。聞きなし(例えば:カンタン:ル・ル・ル・・・・)が書かれています。これは、個人個人覚え方が違うので、最初に見ていただき、後でどうだったかをお聞きしました。
ビオトープでは、カンタンが鳴き始めていました。一分間、いくつの鳴き声を聞けるか試してもらいました。カンタン、スズムシ、カネタタキの三種という結果でしたが、私は五種類聞けました。
近年 、パソコンを導入しました。まず、どんな虫がどんな鳴き方をしているか、参加者の興味がここに集約されているので、出会えるであろう鳴く虫たちの個別の説明と鳴き声を事前に披露しています。例年のことですが、スピーカーから、鳴く音が流れると呼応して、周りの虫たちが鳴きだすのです。これをわかっているのは私だけで、まだ耳が慣れていない参加者には無理です。何故なら、私は一時間も前に現地周辺でルート設定をしていて、耳が慣れているからです。
ここで説明しているのは、住み分け、鳴き声の種類です。「あっちいけ、ここは俺の場所だ。」というライバルソング、「こっちに、おいして餌あるよ」というコーリング、求愛の歌セレナーデであす。これが、私たちが耳にする一般的な鳴き声です。
本来、鳴く虫の観察は、風流なものなので一箇所にドンと座って、缶ビール片手に、流れ行く雲、星や月明かり、風を感じながらBGMとして聞き入って欲しいのですが、行政主催ですから、それは無理。参加者は熱心で、しばし止まり、鳴き声を判別してもらいます。教えるのは簡単で、こちらから問いかけます。「これなんでしたっけ?」聞かれた人は、間違っていれば直されますから、次に聴いたときには必ず、虫の名前が出てきます。
「ここで、6種類聴けます、なんと何ですか?」逆に質問します。この頃になると、耳もなれて、みんなテキパキと答えてくれます。
わずかワンブロックの観察で参加者の耳は、相当洗練されました。参加者の一人から「忘れないうちに、明日から近くを歩いてみます。」これが大切ですね。そして、締め、いつも決まった締めはないんですが、9月から地球温暖化の講演が続くので、自然・ライフスタイルは別物ではなく繋がっているお話をしました。秋の夜長は、これからです。鳴く虫の声に耳を傾けてください。
今日観察できた虫たち:カンタン・カネタタキ・スズムシ・エンマコオロギ・ミツカドコオロギ・ハラオカメコオロギ・アオマツムシ・マダラスズ・シバスズ
http://mushinone.cool.ne.jp/ 虫の音ワールド
上記で、鳴き声を聴けます。


























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